宮崎-港の駅めいつ・マリンビューワーなんごう- [旅行]
今回も宮崎旅行の続きです。
鵜戸神宮を出るころにはすっかりお昼を過ぎていたので
近くの港の駅へ。
道の駅は好きでよく利用しているのですけど、
港の駅とはお初。
寄ったのは港の駅めいつ。
物産館とお食事処と建物が分かれていて
どちらも大勢の人でにぎわっていました。
30分位待ってやっと入れました。
早速、お刺身盛りとカツオのあぶり重を注文。
さほど待たないうちに運ばれてきました♪
ドドーーーン。
カツオ・マグロ・タイ・イカ・アジ・ハマチ・イサキ
厚切りのマグロとカツオが激ウマ!!
さすが港の駅。
とっても美味しいです!
カツオのお味噌汁。
ぶつ切りのカツオのかまが入っていて
すごくお出しが出ていて美味しい。
大きなお椀に入ってできたのですが
あっという間に飲みきっちゃいました。
もうひとつ、カツオのあぶり重。
ここのイチオシ商品だそうです。
カツオのたたきは食べたことあるのですが
炙りというのはお初。
塩ダレと醤油ダレに浸けられたカツオを
片面10秒ずつ炙っていただきます。
刺身よりもほんの少し触感がましたような気がしましたが
そのまま食べた方が私の好みでした。
お腹もいっぱいになったところで、
水中観光船に乗ってみることにしました。
海底の窓から海中を覗くのですが・・・
想像していたより全然見えない・・・。
テーブルサンゴや魚の群れが見れるというのですが・・・どこ?
もっと透き通っていると思っていたのですが
思っていたよりも濁っていたのか。
残念。
デッキに戻って海中を覗いてみると
こちらの方がよく見える!!!
水中観光船でなくてもいいではないか。。。
最後に船頭さんが、手をパンパンと叩いて合図をすると
近くの山からトンビが沢山寄ってきました。
パンくずをまくと旨い具合にトンビがキャッチ!
もう魚より目の前でキャッチしていくトンビを見るための
船に乗ったような気になってきました。笑
船頭さんが手のひらを見せてもうエサがないことを示すと
トンビたちはまた近くの山に帰って行きました。
この船のキャストだな。
楽しかったけど、タイミングが悪かったかな。アハハ。
次回も旅行ネタ続きます。
宮崎-サンメッセ日南・鵜戸神宮- [旅行]
前回に引き続き、宮崎旅行。
今回は宮崎の太陽照りつける中の観光です。
まず向かったのが宮崎市内から車で1時間のサンメッセ日南。
13,500㌔海の向こうにあるイースター島のモアイ像。
部族抗争やチリ大地震よって倒壊したままのモアイ像を
日本のチームが復元に協力。
そのことの感謝の証として長老に唯一復元することが認められ、
日南海岸の風景がモアイの復元場所に最適ということで
こちらに復元されたということだそうです。
少し離れたところから見るとなんだか
南国に現れた傘地蔵の様?
失礼。
イースター島のモアイ像は海に向いているそうですが
サンメッセ日南のモアイ像は
イースター島の方を向いているため、
海を背にして立っています。
7体のモアイ像。
右から学力アップ、金運、結婚運、全体運(開運)恋愛運、健康運、
仕事運にご利益があるとかないとか…
こんな話があったのは知っていたけど、
実際に行ってみている時には忘れてしまっていて
何も考えないうちに右から2体目と写真撮っていました。笑
1体それぞれ違っていて、
じっくりみていて楽しい。
手を前できちんと揃えている感じが
なんも可愛かったです。
高さ5.5mのモアイ像は
写真では伝わりにくいのですがかなり迫力があります。
背後もなんだかかわいい感じ。
ほとんど体が埋まっていたり、
傾いていたり、
目を隠していたり、
色んなモアイ像が園内のあちこちにありました。
でもあまりに暑くってほとんど写真を撮るだけで終わってしまいました。
園の最頂部からみたモアイ像。
この日はちょっと霞んでいたので
背後が海なんですけど水平線がわかりずらいですね。
朝に訪れたのでちょうど逆光で写真撮りにくかったです。
園内には昆虫展示室やレストランがあるのですが、
先の予定があるのでスルー。
ここに来た目的はモアイ像に会うこと。
ただ、それだけだったので。笑
しかし暑かった。
ほとんど屋根がないところを散策するので
汗が止まりません。
お土産物売り場に逃げ込むように入りました。。。
続いてサンメッセ日南から車で10分のところにある
鵜戸神宮へ。
朱塗りの色あざやか楼門が出迎えてくれました。
石段を下って参拝する、全国でも珍しい「下り宮」の神社。
縁結び、子授け、安産、育児祈願などで参拝客はとっても多いです。
右を向いて日向灘を見下ろすと、二柱岩や亀石桝形岩といった奇岩、
怪礁が連なり太平洋の荒波が打ち寄せて、
自然の造形美に目を奪われました。
日南海岸の鵜戸岬の突端にある天然の洞窟の中に本殿があります。
屋根の上に岩塊が覆い被さるように迫る様子は
よりパワーがあるような気がします。
洞窟の中から外を覗くと・・・
洞内にさまざまな神々を祀った末社がありました。
ここでは大勢の方がやる運玉投げというものがあります。
男性は左手、女性は右手で願いを込めながら運玉を投げ、
亀石と呼ばれる岩の枡形に入れれば願いが叶うといわれています。
桝形の窪みには海水が溜まっていて
なんと1回目にうまくいけばその中にポチャンと入りました!!
あまりに興奮して周りに人がいることも忘れて
ワッキャッキャ!!と喜んでしまいました。
その後は欲張り過ぎたのか輪の中には入るのですけど
窪みの中に入ることはありませんでした。
でも1回はいるだけで十分ですよね♪
ここにいたのは1時間もいなかったのですが、
ここでも汗だく。
参拝後にすぐに買ったペットボトル1本
あっという間に飲み切りました。
まさに恵みの水という感じでした。。
この後も日南が続きます。
宮崎-ぐんけい・フルーツ大野・わらべ- [旅行]
前回に引き続き、宮崎旅行。
今回は宮崎の食・食・食。
宮崎に行ったら食べたいものは盛り沢山。
あれも、これも食べたいけど胃に限界があるので
厳選していったのがこちら。
地鶏料理で有名な『ぐんけい』。
まずはぐんけいサラダ。
地鶏のタタキが千切りキャベツの上にのっていて
さっぱりとしていて美味。
地鶏の刺身4種盛り
ムネ・ズリ・ささみ・肝。
鶏の刺身ってほとんど食べたことなかったのですが、
臭みが全然なくって美味しい!
ズリを刺身で食べれるなんて驚きでした。
特徴ある食感は刺身でも健在。
そして炭火焼は外せない。
今まで食べていたパサパサとして硬かったものは
なんだったのかと思う位、
柔らかくってジューシ!
ゆず胡椒を付けながら食べるといくらでも食べれそうでした。
これは食べに行ったお店とは関係なく
商店街でお祭り?イベント?をしていて
道端で炭火焼を作っていました。
この匂いと煙。
周りには沢山ビールを飲んでいる人がいました。
食後のデザートに。
宮崎では有名なフルーツ店『フルーツ大野』で
4~9月限定のマンゴーパフェを頂きました。
宮崎産マンゴーが上にも下にもたっぷり入っていて
濃厚の甘さで心も体も癒される~。
鶏食べたあとなのにパフェ1つペロリ。
〆は『わらべ』のチーズ饅頭。
ショーケースの中は予約で取り置きのものばかりでしたが
朝一で行くと予約なしで買うことができました。
今までお土産でもらったチーズ饅頭は
外の生地がソフトでしたが、
こちらはクッキー生地。
サクサク触感にしっとりとしたチーズ。
飲み物は一緒に必要ですが、
私は断然このサクサク触感のチーズ饅頭が好き。
賞味期限が冷蔵で3日だから
お土産にするのには厳しいですよね。
旅行に来たからこそ楽しめる味でした♪
次回も宮崎旅行が続きます。
次は宮崎を南下していきます。
レシピブログに参加しています♪
宮崎-おぐら・青島神社・堀切峠・道の駅フェニックス- [旅行]
真夏日も続いていて夏本番!
ということで、夏の旅行へ行ってきました♪
行先は宮崎!
4月の高千穂に続いて宮崎を堪能してきました。
朝、福岡を出発し高速でいざ宮崎へ。
高速を使えば3時間くらいで着いちゃいます!
まずは腹ごしらえ。
宮崎と言えば・・・チキン南蛮。
福岡で食べるチキン南蛮とは味が違うというので
どう違うのか比べてみるべく
メジャーなお店「おぐら」へ行ってきました。
たっぷりのタルタルソース?がかかった
男の人の手のひら大のチキン南蛮。
懐かしいケチャップ味のスパゲッティとキャベツの千切りが添えられています。
タルタルソースは私が思っていたような
ピクルスや卵や玉ねぎが入っているタイプじゃなくって
具材感はほぼなくってマヨネーズの味がガツンときました。
チキンは甘酢ダレがしっかり浸み込んでいて
確かに福岡で食べるよりもさっぱりとしているかも。
でも私にはこのマヨネーズソースがきつくって
ほぼソースを外して食べちゃいました。あはは・・・
お店によって味が違うっていうから、
他のお店も試してみたかったけど、
今回は他にも食べたいものがあるので断念。
食後は、宮崎市内から車で30分位の青島神社へ。
青島の中にある神社で、縁結びや航海安全の社として有名です。
古くは島全体が霊域とされ、
江戸の頃まで一般の入島は許されていなかったそうです。
現在のように誰でも入島できるようになったのは、
1737年からだそうです。
島全体が 「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩に囲まれていて
自然の造り出す美しさに圧倒されました。
波の浸食と隆起によって生み出された独特の景観は、
「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」として国の天然記念物に
指定されているそうです。
蜂の巣状に空いた穴もあって、
同じ形のところがなく、見て歩いていて全然飽きませんでした。
島全体はビロウをはじめとする226種の亜熱帯性植物群落に
包まれていてこちらも国の天然記念物。
亜熱帯植物の緑と、
青島神社の真っ赤な社殿と青空とのコントラストが
南国ムードを盛り上げてくれました。
自生する熱帯樹林が押し迫るような元宮周辺では、
まるでジャングルに迷い込んだような気分になります。
多くはビロウの樹で樹齢300年になる木もあるそうです。
無数の絵馬が吊り下げられたアーチをくぐり、
亜熱帯植物の森を抜けて元宮へ。
プロ野球のジャイアンツが毎年必勝祈願に訪れる神社としても
有名な青島神社。
絵馬も飾られていました。
本殿の真正面は鬼の洗濯板と海。
浜風がとても気持ちいい~~!!
参道から青島神社まで三輪タクシートゥクトゥクが走っていました。
この景色でトゥクトゥクがあると日本じゃないような気がしてきました。
乗っている人も、ドライバーさんもみんな笑顔。
トゥクトゥクにのって浜風をうけながら
散策したら気持ちいいだろうなぁ。
ちなみに私はずっと歩いて散策したのですが、
尋常じゃない汗をかきました。。。
幸せの黄色いポストを発見!
奥に見えるのが青島です。
周りが鬼の洗濯板で囲まれているのわかるかなぁ。。。
青島ビーチはオシャレなリゾートになっていました。
サーフィンやボディボードなどマリンスポーツを楽しんでいる人がいたり、
ビーチでは美味しそうな食べ物が沢山。
私らは暑くて暑くてたまらなかったので
結局かき氷を・・・
日向夏の蜜は、甘いけどさっぱりとしていて
とっても美味しかった。
やっと流れていた汗が止まりました。
青島から車で5分くらい。
堀切峠へ。
青島の約4㌔南にある堀切峠は日南海岸を代表する景勝地。
眼下に鬼の洗濯板がが広がり、
この日は少し霞んでいて
水平線がよく分かりませんが日向灘が広がっています。
道の駅フェニックスからも鬼の洗濯板がよく見えました。
堀切峠よりもむしろ道の駅フェニックスの方がよく見えた。笑
自然のパワーに圧倒されます。
青島を十分楽しんだので、宮崎市内へ戻ります。
車で30分のドライブ。
とても走りやすい道の中央分離帯のあたりには
南国らしいビロウの樹が植えられていたり
ヤシの木並木があったりして
南国に来たんだなぁ~って改めて実感。
暫くは今回の旅行をUPしていきたいと思います。
熊本-白川水源- [旅行]
今回の旅行の最終目的地は、熊本県阿蘇郡の白川水源。
高千穂への行きにも通ったのですが、
帰りの最後に寄りました。
白川水源は、環境庁の名水百選に選ばれるほど有名な場所です。
この水源は常温14℃の水が毎分60トンも湧き出て、
熊本市内の中央を流れる白川の源となっています。
写真ではわかりずらいのですが、
実際には透明度が高いため、大量の水が池底の砂を舞い上がらせて
湧出しているのを見ることができます。
見ているだけで涼しくなるような光景でした。
もう透明すぎてどこから水面なのか分からないくらい。
写真を反転させているわけではありません。
木と空が水面に写っています。
水草が木の一部に見えるから不思議。
水がきれいすぎると、こうやって水面に景色を移すと
まるで鏡で映しているようでした。
こちらでは容器を持って来れば
水を持って帰ることができるので
私もペットボトルを持参し、水を持って帰りました。
柔らかく飲みやすい水でとても美味しかったです。
白川水源は、阿蘇郡なだけに阿蘇山のすぐそば。
この日は噴煙がよく見えて、
帰るころには車もすっかり汚れていました。
帰る前に一息…と入ったお店は『阿蘇カフェSOSUI』。
こちらでは阿蘇トマトを使用した阿蘇とまとロールというのが
目玉のようなので注文。
1カットに1.5個分のリコピンと
GABAが入っているらしく、美味しくって美しくなれそう♪
しっとりふわふわとしてそんなにトマトの味はほとんど感じないのですが
さっぱりとしたクリームという感じ。
もう一つはモンブランを。
下は焼きプリンになっていていました。
こちらも甘さ控えめで美味しい。
今回の旅は自然を大満喫。
なかなか行けないと思っていたところへ行くことができて
大満足でした。
特に高千穂は大人になったからこそ良さが分かるように
なってきたような。
もっと神話に詳しければもっともっと楽しめたのだろうけど・・・。
今度はじっくり宮崎の他の地域に行ったり、
阿蘇を体験したいと思います!!
宮崎-神仙- [旅行]
前回に引き続き、宮崎県高千穂です。
高千穂では色々宿を探したのですが、
今回はちょっとリッチに♪と思い、
旅館神仙人に宿泊させていただきました。
チェックインはお部屋にて。
まずはお抹茶と自家製のきんかん羊羹を頂きました。
このレベルでこの宿の期待値一気にUP!
部屋に入った時から疑問だったのです。
私こんな広くて高価な部屋予約していない・・・。って。
案内ミス?なんて思っていたら
「本日部屋に空きが出ましたのでお部屋を貴賓室に
グレードアップさせていただきました。」ですと!
なんとなんと。通りで、通りで。
2人なのに広いリビングにベットルームに和室。
それぞれにTVもあるって。笑
これならリモコン権利争いないね。笑
お風呂は檜風呂。
可愛い置物もあったりして、癒されるぅ。
お茶が焚かれていてこれまた癒されるぅ。
夜神楽へ行くために、お部屋を移動。
お食事は5時半から。
まだまだ明るいですよ。
最近は7時過ぎくらいまで明るくなってきました。
御品書
・食前酒
・先附 牛巻アスパラ うど奉書巻 稚鮎の木の芽焼き
ふき わらび ホワイトアスパラ えんどうの豆甘煮
・吸物 海老真蒸 しめじ
・造里 鯛 カンパチ あしらい一式
・煮物 若竹煮 筍饅頭 わかめ 木の芽
・焼き物 山女魚の塩焼き 高千穂牛の溶岩石焼
・小鉢 胡麻豆腐 葉わさび ジュンサイ
・揚げ物 めひかりのから揚げ
・食事 五ヶ瀬自然米ひのひかり 香の物 赤だし
・デザート バンカン寒天
高千穂牛の溶岩焼きはあまりの迫力で
写真撮るのを忘れてしまいました…。
一番メインだったのに。
高千穂牛は頭数が限られているために
とっても貴重なんだそうです。
焼いても硬くならず、肉汁がたっぷりで美味しい!
それにしても本当に美味しいお食事。
特に山女魚の塩焼きは頭からガブリッ!!といっても
問題なくだべれて、皮がパリパリ、身がふっくらしていて美味しい!
デザートのバンカン寒天は蓋になっている部分はまだ実がそのまま
残っていて、下部のバンカンの寒天部分に実も汁も絞るスタイル。
これがまた爽やかな甘酸っぱさで美味しいの~
朝食はこれまた豪華。
御品書きがなかったので覚えている限りで…。
煮豆 卵焼き 梅干し 明太子 昆布 高菜
ひじきの煮物 のり お漬物
ごはん お味噌汁
蒸し野菜(ヤングコーン 人参 ブロッコリー 椎茸)
蒸し豆腐
タラの西京漬け
りんご いちご ヨーグルトブルーベリーソース
紅茶
仲居さんと季節折々の高千穂のことを聞いたり、
宮崎全体のことを聞いたりして、
楽しい朝食になりました。
普段家ではそれほど朝食量を食べないのですが、
美味しい朝食だとついつい食べ過ぎちゃいました。
チェックアウトして、宿の入り口にて。
実は建物前で撮ろうと思ったのですが
スタッフの人が車の用意をしてくれたり、
お見送りをしてくれたりで、
何だか申し訳なくって写真を撮らずに出発してしまいました。
手厚いお見送りでありがたやーありがたやー。
本当にいい時間を過ごすことができました。
おすすめです!!
宮崎-夜神楽- [旅行]
前回に引き続き、宮崎県高千穂です。
宿にチェックインし、夕食後夜神楽へ行きました。
お昼にも行った高千穂神社の敷地内にある
神楽殿に見に行きました。
高千穂の夜神楽は天照大神が天岩戸に隠れられた折に、
岩戸の前で天鈿女命が調子面白く舞ったのが始まりだそうです。
高千穂では長い間この神楽を伝承して、
毎年11月末から翌年の2月にかけて各村々で33番の
夜神楽を実地して、秋の実りに対する感謝と翌年の豊作を
祈願するものだそうです。
神楽が舞われる所を神庭(こうにわ)といい、
二間四方に七・五・三の注連縄が張られ、彫り物(えりもの)が飾られます。
彫り物は「切り絵」のようなもので、「陰陽」月・日「五行」火・水・木・金・土や、
十二支や四季の風景、鳥居などを和紙にデザインした切り紙だそうです。
太陽が昇る東を神棚のある方と決め、西・南・北と図柄によって
飾りつける場所も決まっており、「彫り物」一枚一枚にちゃんと
意味があるそうです。
神主さんの御祓いと簡単な説明を受けた後
いよいよ神楽スタート。
手力雄の舞
天照大神が天岩戸に御隠れになったので、力の強い手力雄命が
天岩戸を探し出すために静かに音を聞いたり、考えたりする様子を
表現して踊っています。
鈿女の舞
天岩戸の所在がはっきりしたので、岩戸の前で面白おかしく舞い、
天照大神を岩屋より誘い出そうとする舞を踊っています。
戸取の舞
天岩戸も岩戸の戸も所在がはっきりしたので、手力雄命が岩戸を
取り除いて天照大神を迎えだす舞で勇壮で力強く舞を舞っています。
御神体の舞
一名国生みの舞。
イザナギ・イザナミの二神が酒を作ってお互いに仲良く飲んで
抱擁しあい、夫婦円満を象徴している舞です。
この舞の途中でイザナギ・イザナミがそれぞれ観客の中のお客さんに
ちょっかいを出しに来て観客を沸かせてくれます。
それでイザナミにちょっかいを出されたのが夫!!
真横でイザナミにもてあそばれている様子はものすごく面白かった♪
この日は180人もの観客が集まっていたそうです。
外国の方もいて、日本人でも難しいのでは?なんて思っていたけど
外国の方にこの神話の舞が分かって楽しめるのかなぁ
なんてちょっと思ってしまいました。
1時間くらいの夜神楽ですが、大満足!!
高千穂に行かれる際には夜神楽に行くことをお勧めします♪
宮崎-天岩戸神社・天安河原- [旅行]
前回から引き続き、宮崎県高千穂です。
荒立神社の後は車で10分位の天岩戸神社へ。
天岩戸神社は日本神話(古事記・日本書紀)の中に書かれている、
天照大御神様が隠れになられた天岩戸を御神体として
御祀りし、天岩戸神話の舞台となった場所です。
天岩戸神社は岩戸川を挟んで、西本宮と東本宮の2社があり、
両社とも天照大御神様を御祭神として御祀りしています。
まずは東本宮へ。
光に当たってまぶしい鳥居をくぐった後は
長い長い階段を登って本宮へ。
東本宮はひっそりと静かに鎮座されているような感じです。
西本宮に比べると人は少ないですが、
ゆっくりと拝観するにはぴったりです。
七本杉。
普通に数えたら9本に見えるのですが
根元がつながっているものは1本と数えて
7本です。
樹齢600年といわれる大杉。
東本宮から歩いて10分。
続いて西本宮に向かいました。
御神体である「天岩戸」は社務所で受付し、
西本宮から拝観することができました。
御神体である「天岩戸」は祓い清めていただいた後に西本宮の裏側から
拝観することができました。
天岩戸は撮影禁止なので写真はありません。
神職の方案内は何だか祝詞を聞いているような感じで
ここの空間も特別だけどお話を聞いていても特別感が増しました。
神楽殿。
毎年11月3日には、天岩戸夜神楽三十三番大公開まつりで神楽が
奉納されているそうです。
左・・・天照大御神が隠れていた岩戸を取って遠くへ投げた手力雄命。
右・・・岩戸に隠れた天照大御神を外に出すために踊ったという天細女命の像。
こちらはセンサーで反応するようになっているのか音に合わせて
台が回って踊ってくれていました。
天岩戸神社から岩戸川沿いに歩いて10分、天安河原です。
天照大神が岩戸に隠れたさい、天地暗黒となりやおよろずの神が
この河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟。
いたる所に石が積み上げられていました。
歩く時に気を付けないと崩してしまいそうな感じでドキドキ。
石を積み重ねて祈願すると、願い事がかなうとの信仰、
慣習がいつの頃からか、始まったとのことです。
あんなところにどうやって・・・と思うようなところにも
たくさんの石がつみあがっていました。
岩戸川の上流部にも大きな石を積み上げたものも・・・。
台風の時にはどうなるのだろうと思って宿の人に聞いたら
きっと地元の人がまた積み上げているのでしょうと言っていました。
なるほど、なるほど。
天岩戸神社の絵馬はこんな感じで
何だかとってもありがたい感じ!!
ここならば願いも叶えてもらえそうな気がしますよね。
※高千穂旅行記つづく
宮崎-天庵・高千穂神社・荒立神社- [旅行]
前回に引き続き宮崎県高千穂です。
高千穂峡を堪能した後には地元の食材を使っているそば屋さんへ行きました。
お店は『天庵』。
入口から高千穂らしい御面が飾られたりしていて素敵。
この日は28℃くらいまで上がって暑かったので
千穂コースのざるそばでお願いしました。
まず出してくれるのが、自家製の刺身こんにゃくとゆでたけのこ。
普段食べているようなこんにゃくの触感とは違って
柔らかくてスポンジのような感じ。
そばを普段食べることがないのですが
ツルツルっとあっという間に完食。
きもち柔らかめだったかな!?
天ぷらは山菜のたらやうど・ゆきのしたの根など珍しいものでした。
詳しくないからどれがどれだか分からないのが恥ずかしいところですが、
どれもとっても食べやすかったです。
デザートに蕎麦湯の寒天。
ほんのり甘みがあって、上に載っているそばの実?がカリカリして
香ばしくて美味しかったです。
満腹になったところで高千穂神社へ。
迫力のある狛犬さんにごあいさつ。
こちらが本殿。
高千穂神社は創建は1900年前という古い神社。
高千穂郷八十八社の総社だそうです。
もっと古い感じかと思われましたが、
新しく建て替えられた様子。
こちらは鉄製の狛犬。
こちらの狛犬と本殿は国の重要文化財です。
源頼朝奉納といわれているそうです。
普段石製の狛犬しか見たことなかったのですが
鉄製だとまた違った感じに見えます。
こちらには巨木がありました。
左・・・樹齢800年のスギ。
幹周が715cmもあるそうです。
右・・・2本の杉の幹がくっいた「夫婦杉」。
次に向かったのは荒立神社。
天孫降臨の神話に出てくる猿田彦と天照大神が岩戸から出てくることを
願って踊った芸事の神様天鈿女命が祀られています。
高千穂神社に比べるとヒッソリとした感じです。
どこへ行っても虫の鳴き声や風に揺れる葉の音くらいしか聞こえてこなくって
すごく静かなでした。
あ、セミの鳴き声も今年初めて聞いたかも。
※高千穂旅行記つづく
宮崎-高千穂峡- [旅行]
いよいよ明日からGW突入ですね。
我が家は一足先に旅行へ行ってきました。
行先は高千穂。
東国原さんが知事だったころの宮崎ブームの時に
TVで見ていていつかは行ってみたいと思っていたところ。
今回やっと念願がかないました。
福岡を出発して3時間。
まずは高千穂峡でボートに乗りました。
GWには5時間待ちがある・・・という噂を聞いていたので
ビビっていたのですが、GW手前ということと、
10時半位だったのでほとんど待たずに乗れました。
高千穂峡は天使降臨の祭、天上界から移した水によって
潤っていると伝わる神秘の溪谷。
日本の滝百選に指定されている名瀑「真名井の滝」。
約17mの高さから水面に落ちる様は
高千穂峡のシンボル。
滝のしぶきが飛んでくるほど近くに寄ってみたり。
ボートならではの楽しみ!
ボートに乗ったことがない?夫に漕いでもらい
渓谷の中へ進む。
ものすごく下手な運転で思いのほか進まない!笑
周りの女の子の方がうまいという。爆
でも何とか滝に突っ込むことがなかったからよかった。
渓谷の入り口側の景色。
この写真の奥からボートを漕いできます。
ちなみにボート料金は30分2000円。
夫の不慣れな運転なのでこれ以上先に行くのは
危険を感じたのでここでUターン。
まだまだ溪谷は続きます。
7キロ溪谷は続いているそうです。
ボート料金が気にならなければ漕いで行きたいところですが、
あとの予定もあるのでここで十分。
あとは上の遊歩道で楽しみます。
本当に素敵な景色。
時々やってくるカモがまた可愛い。
エサを持っていないとわかるとすぐに何処か行っちゃうけど。
渓谷を抜けたところ。
渓谷の上には木漏れ日からの光だったのですが、
抜けると一気に日差しがきつい!
この日の高千穂の最高気温は26℃。
高千穂は勝手に涼しいところだと思ったいたけど
盆地で暑いところでした。
写真にずっと写っていた橋から真名井の滝を
見下ろしてみました。
滝のところに虹が出来ているのわかりますか?
下にいた時には全然分からなかったのだけど
上から見てみると虹が見えて感動!!
おのころ島。
昔この池には神社があったそうです。
池にはなぜかチョウザメが沢山。
月形。
素戔嗚尊の乱暴に嘆き悲しんだ天照大神は
天岩戸に御隠れになられますが
八百万の神々のはかりごとにより
再びこの世にお戻りになられます。
素戔嗚尊は神々の裁きを受け、所払いと
お詫びの証を作ることになったそうです。
素戔嗚尊は天照大神を日の光る太陽として日形を彫り、
自分の光は月の光の半分もないからと三日月の穴を掘り、
その後高天原を去り、出雲に行かれたといわれているそうです。
日形は崩壊し、現在は月形だけ残っているそうです。
遊歩道からの真名井の滝。
よくTVや雑誌で映っているのはこの景色。
沢山のボートが出ていますが、
GWはもっと沢山のボートでいっぱいになるそうです。
高千穂峡、その昔阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、
五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、
急激に冷却されたために
柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷です。
ここから見るとよく分かりますよね。
鬼の力石。
高さ3m、重さ200トンともいわれる巨石で、
ミケイリノミコトが鬼八を退治する際に鬼八がミケイリノミコトに
この石を投げ力自慢をしたといわれているそうです。
仙人の屏風岩。
高さ70mもある屏風岩。
柱状節理がよく分かりました。
高千穂三橋。
趣の違うアーチ橋。
一つの溪谷の1か所に3本ものアーチ橋を見ることができるのは
全国でもここだけだそうです。
一番奥が神都高千穂大橋。
その手前が高千穂大橋。
一番手前が神橋。
ゆっくり高千穂峡を満喫すること約2時間。
新緑いっぱいに包まれてマイナスイオンをたっぷり浴びてきました。
※高千穂旅行記つづく。