鹿児島-知覧- [旅行]
九州も梅雨入りしましたが、雨の日は少なく、
天候に恵まれています!
風もあって快適に過ごせています。
前回に引き続き、鹿児島の旅。
指宿をブラリした後は、初の知覧へ向かいました。
知覧を目指すと早速見えてきたのは茶畑。
どこまでも続く茶畑は圧巻。
お茶が有名な知覧に近づいている感じがしてきました。
知覧に到着したのは13時過ぎ。
お腹がペコペコだったので、早速お昼を食べに『高城庵』へ。
知覧武家屋敷跡の一番東の一角にひっそりと佇む郷土料理店。
つつじが咲く庭を眺めながらゆっくりとした時間が流れます。
知覧茶がポット付で運ばれてきます。
野菜入りさつま揚げは揚げたてでアツアツふわふわ。
真ん中のさつま豚骨の煮物はもうお肉がとろとろで絶品!
炊き立てごはんにお蕎麦もついてきて、
大満足のお昼になりました。
室内は他のお客様がいたので全体は撮れなかったのですが、
4月末ということもあって、
こいのぼりが飾られていたり、菖蒲が飾られていたり、
建物も趣きがあって素敵な空間でした。
食後は260年前から変わらぬ姿を保ち続ける武家屋敷を散策。
街並み全体はまるで箱庭のような趣があり、「薩摩の小京都」と
よばれているそうです。
石垣で屋敷が区切られ、屋敷の入り口には屋敷内が見えないように
屏風岩などがありました。
左:佐多直忠庭園
母ケ岳を望む庭の一隅に築山を設けて、その中心部に3.5mの立石が
そびえ、下部には多数の石組を配して枯れ滝としています
右:佐多民子庭園
知覧庭園群の中でも石組み及び庭園の地割構成が最も技術的にも
感覚的にも力強い庭園
左:佐多美舟庭園
知覧庭園の中で最も豪華で広い庭園と言われています。
枯れ滝を造り、築山の上部に石灯、下部の平地には各所に
巨岩による石組みを設けています。
右:平山亮一庭園
石組みの一つもない大刈込み一式の庭園。
イヌマキによる延々たる遠山は、その中に三つの高い峯を見せ、
前面にはさつきの大刈込みが築山のようで、
母ヶ岳を庭園に取り入れて極端に簡素化された借景園
左:平山克己庭園
北側の隅には石組みを設けて主峯とし、
イヌマキの生垣は母ヶ岳の分脈をかたどっています。
右:西郷恵一郎庭園
鶴亀の庭園ともいわれ、一変して高い石組みは鶴となり、
亀は大海に注ぐ谷川の水辺に遊ぶがごとく配され、
石とさつきの組み合わせが至妙な庭園
森重堅庭園
曲線に富んだ池には、奇岩怪石を用いて近景の山や半島をあらわし、
対岸には洞窟を表現した穴石を用いて水の流動を象徴しています
知覧型二ツ家民家
鹿児島独特の建築様式と言われています。
居住用の間をオモテ、台所や囲炉裏のある部屋をナカエとして、
別々に棟を上げていましたが、
別棟の分棟式民家では、生活上不便が多かったので次第に棟を近づけて
その軒先を大きな雨樋でつなぐという、樋の間二ツ家へと変わっていきました。
知覧では、二つの屋根に小棟をつけてそれぞれの棟をつないでいきました。
こちらでも庭園が美しく、縁側でゆっくり・・・にぴったりでした。
さつきの咲き始めの時期だったので、
通りをとおっているときにもいつもよりも美しい景色を
見ることができました。
本当になんと手入れされている武家屋敷なんだろう。
武家屋敷の後には「知覧特攻平和会館」へ向かいました。
写真はないのですが、
私よりもずっと若い人たちがこんなにも思いを持って
旅立っていったのかと思うと、
表す言葉が見つからない思いになりました。
帰りに桜島SAによって桜島をみたら
また噴火している様子が見えました。
今回は噴煙を被らず過ごすことができてラッキーでした。
鹿児島は今回で3度目。
毎回面白い経験をさせてもらえます。
次に鹿児島に訪れるのはいつになるかな。
楽しみ♪
※武家屋敷庭園の説明は『知覧ナビ』を参照させていただきました。
鹿児島-指宿― [旅行]
6月に入りました。
そろそろ聞こえてくる梅雨の足音。
カビ対策をいろいろしているけど、
洗濯機の漕洗浄し損ねている…
前回に引き続き鹿児島の旅。
朝から指宿を散策♪
まずはJR日本最南端の駅『西大山』駅へ。
約6年前に初めて鹿児島に訪れた時にも来た場所。
もう一度ここからの開聞岳を見てみたかったのです。
地図で駅の場所も示してあって最南端ってわかりやすい。
いつか最北端にも行ってみたいな。
JRの時刻表もすごくシンプル。
鹿児島中央行は朝の9時の後は14時ですから!!!
乗り遅れ厳禁です。
幸せの黄色いポスト。
ここから誰かに・・・って思ったけど、
最近年賀状以外手紙出していないな。
切手代も上がるし、益々メール時代になっちゃう。
そして、幸せの鐘も。
幸せいっぱいの駅。
名前興味が沸き、行ったみたかった『龍宮神社』
竜宮伝説発祥の地である長崎鼻にある豊玉姫(乙姫様)を
祀った神社です。
振り返れば鳥居越しの東シナ海。
青い海に、赤い神社がとても映えます。
下を見れば亀のお出迎え。
龍宮伝説って聞いたら、
ここは海の中で、本殿の後ろの木々もサンゴやワカメに見えてくるかも!?笑
薩摩半島の最南端に突き出た長崎鼻。
浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と言い伝えられ、
別名「竜宮鼻」と言われているそうです。
ここから見る開聞岳は海越しに見えて、
美しい稜線美。
別名「薩摩富士」と言われるだけあります。
瀬戸内で育った私には東シナ海は波が高く見えましたが、
釣り人もちらほら見えました。
指宿といえばここから写した画が使われることが多い、
瀬平自然公園。
公園というか、PAのようなところです。
すっきり晴れているともっと綺麗だったのだろうな。
次に訪れたのは、タツノオトシゴハウス。
ダイハツのCMのロケ地として使用されたこともあるようです。
これはシンプルに1匹ずつ撮っていますが、
100匹以上一緒に入っている水槽もあって、
それはちょっと異様な感じもしました。
こうやって見ると本当に神秘的な生物。
指宿で最後に訪れたのは釜蓋神社。
正式名所は射盾兵主神社。
古くから武・勝負の神様として大事にされてきました。
ここは少し変わったお参りの仕方が有名です。
釜の蓋を頭にのせ、鳥居から拝殿まで落とさずに行くことができれば
願いが叶うとも言われています。
私もドキドキしながらチャレンジ!
周りの人に応援されながら、何とか成功!
最初さえうまく頭にのせて安定させれば、
階段もへっちゃらでした。
神社の裏釜の蓋の形のベンチが。
ゆったりとして時間を過ごせました。
楽しいお参りを終えて、次は知覧に向かいます!
熊本-人吉― [旅行]
5月の下旬になり、今日もこちらは30℃越え。
ただ、乾燥しているので室内にいると過ごしやすい。
日本の夏がこんな乾燥した夏だと過ごしやすくていいのに。
前回から少し間が空いてしまいましたが、
いざぶろうしんぺいに乗った後は
少しだけ人吉を散策しました。
まずは『青井阿蘇神社』
806年に創建され、1610年に再建。
本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門は国宝に指定されています。
高さ12mの茅葺き屋根の楼門は、
軒下の四隅にはめ込まれた鬼面は陰陽一対の鬼面にいて、
人吉様式とよばれ、全国に類例がないといわれています。。
こんなにも大きな建築物なのに釘は一切使用していないそうです。
軒下の鬼面がみえるかな・・・
白いお顔がポイント。
アップしたけど、これが限界で・・・
肉眼でもぼんやり。
でもこんな風に四方八方を見張ってくれていると
ここがどれだけ大切な場所なのか伝わってきます。
天井には色がぬけてわかりにくくなっていますが、
二体の龍が描かれています。
睨まれているような気がして、気持ちが引き締まります。
茅葺きの建築物で初めての国宝に指定された拝殿。
建造物の内部が拝殿・神楽殿・神供所の三部屋に仕切られているのが
最大の特徴です。
敷地内をウロウロしていると、ニワトリの鳴き声が。
コケコォッコォォォッォォォォォォォォォ!!!!
舞台に立って、いい声を響かせています。
本殿の両側面の妻の部分には昇龍や降龍が
描かれているようですが、
こちらも色が抜けてしまってとても分かりずらい。
肉眼でもやっとという感じでした。
経年劣化は感じますが、
いたるところに細かい装飾がみられ、
当時は随分華やかだったのでしょう。
次は青井阿蘇神社から少し離れたところにある永国寺へ。
別名ゆうれい寺と呼ばれています。
仁王門には、背丈2mもある仁王像が。
目がギョロッとしていて何ともビームが出ているようにも見えちゃう。
が、写真NGの為画像はなし。
TVでもよくみた掛け軸ですが、
繊細なタッチでそれがまたなんとなく怖い。
描かれている女性が成仏するようにと描いた掛け軸ですが、
確かにこれが自分の姿かと思うと
成仏する気になる気がしました。
人吉を少し散策した後は、また約2時間かけて
鹿児島県指宿市へ。
途中高速から見えてきた桜島を見てあれ?
何だかいつもより灰が出ていない????
って思ったら、9か月ぶりに爆発的噴火でした!
指宿方面からみた桜島。
灰はすべて私らがいる方とは逆方向に飛んで行ったので
灰をかぶらずにすみました。
助かった~~。
きれいに桜島を見ることができていい感じ。
明日は指宿散策からスタートします。
つづく。
熊本-いざぶろう・しんぺい- [旅行]
5月も中旬。
とうとう今日気温が30度を超えました。
でも湿度が低いのでカラッとしていて気持ちいいです。
このくらいの期間が長いといいのですが、
すっかり過ぎてしまいましたが、4月下旬に熊本・鹿児島へ
旅行に行ってきました。
まずは熊本県人吉市の人吉駅へ。
普段の旅行は行きたいところに行きたいタイミングで移動できる
車での移動が主なのですが、
九州は観光列車が多数あり、
「住んでいるうちに1つでも乗ってみたい」と思っていたので
観光列車の中では歴史があり、予約がとりやすそうな
『いざぶろう・しんぺい』の予約を取りました。
『いざぶろう・しんぺい』は熊本駅⇔吉松駅で運航していますが、
私は人吉駅⇔吉松駅を利用しました。
人吉駅前には人吉城をイメージした「からくり時計」があり、
10時のからくり時計が作動するタイミングで見ることができました。
人吉城のお殿様が城下見物を行うという物語が、
民謡「球磨の六調子」の音楽をアレンジした曲にのせて流れます。
可愛らしい人形の動きは思わずにっこり。
人吉城は既にないのですが、こんな風にモニュメントになって
再建されるのもいいものですね。
人吉駅では今では珍しい『駅弁の立売り』があります。
ここでの目的の一つは駅弁の立売りしている菖蒲さんから
駅弁を購入すること。
約50年間の長きにわたり、立売りを続けられていてるそうで
すっかり人吉駅の顔になられているそうです。
「いざぶろう・しんぺい」は吉松行きを「いざぶろう」。
熊本・人吉行を「しんぺい」と明治時代の偉人にちなんだ
ネーミングになっています。
真っ赤な車体の「いざぶろう・しんぺい」。
客室は落ち着いた雰囲気の木調になっています。
4人掛けのテーブル席にはテーブルもあり、
駅弁をたべたり、車窓をゆっくり眺めたりするのにピッタリ。
走り始めて間もなく大畑ループ線に突入。
大畑ループ線は直径600mあり、ループ線の中に
スイッチバックがある線は全国でもここだけだそうです。
急傾斜を登るためにループ線が作られ、急傾斜に駅を作るために
スイッチバックが作られたそうです。
ループ線の途中で1つ目の駅の大畑(おこば)駅に到着。
こちらの駅には沢山の名刺が駅舎のいたるところに
貼られていてビックリ。
まるで絵馬の様です。
大畑駅に名刺を貼ると出世するという噂があるそで、
前向きな方の名刺が沢山♪
少しの停車時間の後はいよいよこの列車の特徴である
スイッチバックが始まります!
山肌をジグザグに上り下りするスイッチバック。
今走っている線路のすぐ横にまた線路。
これは次に走る線路です。
これを走るために、一旦停車し、運転手さんが移動し
車両の前後が逆になります。
大畑ループ線を越えると、遠くに九州山脈が見えてきます。
車両は一旦停車し、案内が社内放送されます。
2つ目の停車駅矢竹(やたけ)駅に到着。
海幕536.9m、肥薩線の最高地点にある駅。
SLのD51-170号型蒸気機関車が展示されています。
ゴツゴツとして黒光りしているSLは貫禄があり、
今にも煙の香りがしてきそうな姿は
いざぶろう・しんぺいとは違う魅力を放っていました。
矢岳駅を過ぎ、肥薩線で一番長いトンネルを過ぎると
雄大な霧島連山の中に、霧島屋久島国立公園の中でも
最も美しい風景地の一つえびの高原が中央にみえます。
左に生駒高原、一番高い山は韓国岳、
右端に本当にうっすっらと桜島が見えます。
(肉眼でもギリ、写真では厳しいかぁ)
この日は少し霞んでいるものの、
晴れて綺麗な景色を見ることができました。
再びスイッチバック。
スイッチバックの後に3つ目の停車駅、真幸(まさき)駅に到着。
真幸駅にはホームに鐘があります。
鉄道マン達が仕事の安全を願って鳴らし続けた鐘で、
今では鳴らすと幸せになるといわれているそうです。
駅舎は古さは感じるもののまだまだきれいで、
上からぶら下がっている2つの照明が
何だか目のようでとっても可愛い。
燕の巣になっていました。
中を覗くとピヨピヨピヨ♪
真幸駅にピッタリの燕の巣。
みんな元気に巣立ってくれるといいなー。
とうとう吉松駅に到着。
到着するとホームの反対側に「はやとの風」が停車していました。
「はやとの風」は鹿児島中央駅と吉松駅を結ぶ特急列車。
漆黒の車体が印象的です。
木のぬくもりを大切にした車内は懐かしくも新しさを感じます。
「いざぶろう・しんぺい」よりもゆったりとした感じでした。
吉松駅を出ると、D55型52号蒸気機関車も展示されていました。
SLのことはよく分からないのですが、D51よりも
小ぶりなような気がしました。
吉松駅からの眺めは線路がまっすぐに延びているのが見えました。
静かで落ち着いた街。
吉松駅が目的の駅というわけではなく、
「いざぶろう・しんぺい」に乗るのが目的なので、
また同じ列車に乗って人吉駅に向かいます。
次は名前が「しんぺい」に変わります。
さてさて、少し落ち着いて駅弁を。
人吉駅で菖蒲さんから買ったのは名物の栗飯と鮎ずし。
栗がゴロゴロと入った栗飯は甘くて女性好み。
鮎ずしは鮎がまるまる1匹入っていて食べごたえあります。
でもこれだけでは夫は足りず、鶏飯を追加購入しました。
写真は撮り忘れましたが、鶏飯が一番ボリュームがあり、
2人で3つ食べて満足。
真幸駅では八重桜が満開でした。
標高が高く、九州南部は開花が九州では遅い方なので
行った時がちょうど見ごろだったようです。
真幸駅を越えて、再び「日本一の車窓の風景」地点に。
先ほどはほとんど桜島は見えませんでしたが、
帰りには先ほどよりは見えるようになっていました。。
本当によく見える時にはこの桜島の奥に
指宿の「開聞岳」がみえるそうです。
矢岳駅での時刻表。
1日5往復という時刻表。
「いざぶろう・しんぺい」は観光列車ではありますが
通勤や通学などにも使われているそうです。
乗ろうと思う列車に乗れなかった時の衝撃はすごいものがるのが
伝わります。
大畑駅が近づいてきました。
今から大畑ループ線に入ってスイッチバックののち、
写真に見える大畑駅に入ります。
真幸駅の入場券は吉松駅で購入。
真の幸福を呼ぶという、縁起のいい入場券で有名なのです。
可愛い入場券を記念に。
日本三大急流の一つの球磨川を越えると人吉駅に到着。
人吉駅では『かわせみ・やませみ』と遭遇!!
『かわせみ・やませみ』は今年3月にデビューしたばかりの
熊本駅⇔人吉駅間を走る観光列車です。
1号車のかわせみは球磨川の透き通った水面を
イメージしたブルーの車体。
車内もブルーの木々に囲まれた心落ち着く内装で、
人吉・球磨産のヒノキや杉を車内インテリアに使用しているそうでうす。
社内の壁にもかわせみややませみがプリントされていて
細かいところもまで凝っていました。
ショーケースには八代、球磨村、人吉地方の特産品や「翡翠」の模型を展示。
2号車のやませみの方は球磨山麓の森の濃いグリーンをイメージした社内。
車体もグリーンでした。
「やませみ・かわせみ」は「いざぶろうしんぺい」に比べると
よりゆったり、より乗り心地がよさそうな雰囲気で
より特別感を味わえるような車内した。
「やませみ・かわせみ」を見送って、
「SL人吉」も見ながら人吉駅にさよなら。
この後少しだけ人吉市内を散策。
つづく。
佐賀-御船山楽園- [旅行]
九州ふっこう割を使って、またまた旅行へ。
今回の旅行は大分→熊本→佐賀。
ホテルグリーンピア南阿蘇をチェックアウト後は、
道の駅を寄りながら、佐賀県へ。
向かったのは佐賀県武雄市にある「御船山楽園」です。
九州では有名な庭園の一つです。
春はつつじ、秋は紅葉を見ようと沢山の方が訪れます。
福岡に引越して2年、初めての訪問です。
武雄28代領主の鍋島茂義公が隠居後京都の狩野派の絵師を招き、
設計させ、3年かけて広大な回遊式庭園を造園しました。
水面に青空と紅葉といいたかったのですが、曇り空で残念。
御船山と、ひょうたん型の大池と紅葉。
対岸には茶屋が見え隠れしています。
モミジのアーチをくぐりながら散策。
紅葉は見ごろでしたが、まだまだ緑の葉もたくさんあり、
長い間紅葉が楽しめそうか気がしました。
標高210mの御船山をバックに、
今は緑色のつつじは春になると手前のほうから真ん中にかけて、
ピンク・赤・白に色づきとても華やかになります。
おそらく、ここからのスポットが一番パンフレットとかに載っているかな。
花は咲いていませんが、丸く剪定されているつつじは
ぽこぽこしていて可愛い。
紅葉した葉が屋根に積もってより一層雰囲気がありました。
右は樹齢170年の大モミジ。
紅葉がちょうどピークでとても綺麗でした。
今度は春にツツジがきれいな頃に来てみたいなぁ。
な~んて思っていたら雨が!!!!
朝はあんなに晴れていたのにどんどん天気が悪くなって
とうとう雨。
一応ほぼ一周していたので慌てて駐車場へ。
最後はバタバタとしてしまいましたが、
目的地は全て行けたので大満足。
今回の旅行では九州ふっこう割で宿をお得に泊まり、
高速道路は周遊割引券を使いました。
普段ならなかなか泊まれないお宿に泊まったり、
プランをUPさせたり。
ありがたいことばかり。
地震で被害を受けたところはまだまだ復興途中です。
また遊びに行ったりして、復興に少しながら協力させていただきたいと思います!
あ~本当に九州は楽しいところが沢山あるなー♪
熊本-ホテルグリーンピア南阿蘇- [旅行]
九州ふっこう割を使って、またまた旅行へ。
今回の旅行は大分→熊本→佐賀。
高森殿の杉の後は暗くなってきたので本日の宿
ホテルグリーンピア南阿蘇にチェックイン。
お部屋からは阿蘇五岳ビュー!!
天気も良かったのではっきりと見ることができます。
中岳からの噴煙も見えるかな。
お昼にはあの辺りにいたんだ!
こちらのホテルではツインはなく
すべてスリーベットルームなっているそうで
私らも1つベットに余裕があるこちらのお部屋に。
『旅猿』ならベット競争が起こらなくていいお部屋ですね。
広々お部屋でナイスビュー。
しかも露天風呂からも阿蘇五岳が眺められて、
夜朝ともにゆっくりと浸かることができました。
って、夜は真っ暗で景色は何にも見えなかったけど、
朝はバッチリでした。
今回は肉づくしコースでお願いしていたので
本当にお肉が沢山出てくる~♪
馬刺し・ローストビーフ・しゃぶしゃぶ・ステーキ・ヒレ肉のクリーム煮。
もうパーティですね。
こんなに出てきてもペロリでした。
ただ、このステーキを溶岩の上で自分で焼くのですけど、
溶岩がなかなか熱くならない。
燃料がなくなる!!って気づいてからあわてて肉を乗せましたが
最後までジューっていうのは聞くことなく、
じんわり火を通すという感じでした。
この他にサラダやドリンク・小鉢・デザートなどは
バイキング形式でいただけ、大満足でした。
朝、露天風呂に入ろうと6時半に起床。
まだ日の出前。
ホテルからの景色はうっすら霜が降りていて
芝生が白くなっていました。
そして朝霧も。
なんてきれいな景色。
一気に目が覚めました。
チェックアウト直前。
霜もすっかり溶け、阿蘇五岳の山肌がはっきり見ることができました。
真ん中の方のほんの少し煙が出ているのが中岳です。
景色を楽しむにはこのホテルは最高だと思いました!
次は佐賀県に向かいます!!
レシピブログに参加しています♪
熊本-上色見熊野座神社・高森殿の杉- [旅行]
九州ふっこう割を使って、またまた旅行へ。
今回の旅行は大分→熊本→佐賀。
草千里や道の駅阿蘇の後は前回来た時には気づかなかったスポットへ。
まずは「上色見熊野座神社」。
伊邪那岐命、伊邪那美命、石君大将軍を祀られているそうです。
登り始めは先が見えず「どれだけ登るのだろう」と不安になりましたが
5分くらいで登れました。
100基以上の灯篭が並んでいる様子はまさに壮観!
左が昇り、右は登り切って振返った様子。
11月なのでやや苔の色の鮮やかさがないですが、
夏などにはこの苔が鮮やかな緑に輝いて
より壮観だそうです。
神殿の奥を見上げると穿戸岩が見えてきました。
穿戸岩(うげといわ)には、健磐竜命の従者鬼八法師が蹴破ったといわれる
縦横10メートル以上の大風穴があります。
ただ、そこまでの道のりはなかなかハード。
ここまでのように石段はなく、ただ、斜面を登るというというかんじです。
落ち葉があるので油断するとズルッと。。。汗
いい運動になりました。
穿戸岩は触るとご利益があるということなので、
そっと触らせていただきました。
車で約15分。
かつての高森城主が祀られている一帯にある
高森殿(たかもりどん)の杉へ。
元々このあたりは、高森城主や家来が島津藩との戦で敗れ自害し、
お墓があったようですが今は別の場所に移り、
そんな形跡が見られないほどのどかな牧草地帯が広がっています。
そして林の中に少し入るとドーン!
写真では迫力が伝えられないのが残念。
幹回りが10mを越える杉の大木は樹齢400年超。
いくつも枝分かれした姿はまさに「神ってる」。
パノラマ風に。笑
下から見上げるとメラメラ燃える炎の様。
左が雌杉、右が雄杉。
夫婦杉だそうです。
同じ杉で、隣同士なのにこの成長の違いが面白いですよね。
駐車場からこの高森殿の杉までは牛の放牧地を通るので
牛に遭遇する確率も大!
私は近くでは見れなかったけど、遠くに牛さんを見ることができました。
神ってる高森殿の杉も見れ、牛にも会える満足スポットでした。
次はこの日の宿に向かいます。
熊本-阿蘇 草千里- [旅行]
九州ふっこう割を使って、またまた旅行へ。
今回の旅行は大分→熊本→佐賀。
前回の湯布院から阿蘇への道は
くじゅう連山を通るドライブ王道コースのやまなみハイウェイを使いました。
紅葉が湯布院よりかは進んでいるようす。
落葉した木々もまた素敵。
途中で沢山の動物を発見!!
写真で見ると少ししかないようですが、100体以上、この10倍以上あります。
突如現れた景色に思わず車を止め見学。
鹿も「餌をくれるなら相手するけど?」とつれない様子。
遠目で動物に見えていたのはトピアリーでした。
遊園地や美術館などでは見たことあったのですが、
こんなところでこんなに大量のトピアリーに出会えるとは!
騎兵隊?のようなものがあったり、五重塔があったり、熊がいたり。
多種に及んでいました。
一番多かったのは鶴や白鳥などの鳥系。
行った時にはおじさんが一人でお仕事中。
おひとりでこれ全てを?
メンテも?
本当に迫力に圧倒されます。
トピアリー見学の後は、再び阿蘇に向けてドライブ!
おぉ!阿蘇五岳が見えて来た!
そしてススキ畑に両脇見送ってもらいながらいよいよ阿蘇!
阿蘇五岳がくっきり見えるところでしばし休憩。
涅槃像に見えるっていうんだけど、
少し斜めから見ているからみえにくいかなぁ。
お腹位から噴煙が上がっています。
そしてそのまま前回は通行止めで行けなかった草千里へ。
杵島岳のすそ野までやってきた。
途中片側通行のところがありながらも無事草千里に到着!
夏になると緑の牧草で覆われますが、
11月下旬に行ったので、茶?ベージュ色?
烏帽子岳の中腹に広がる草原には馬がいてまるで絵葉書の様。
この馬、不思議なことにほぼ不動。
首をたまに動かすことはあるけど、歩くことはなく
草を食べたりもしない。
もしかして観光用の置物?
着ぐるみで人が入っていたりする?って思ったけど、
近くで観察しても本物の馬。
真横に並んで写真撮っても平気な顔してくれていてありがたい。
どうやら乗馬体験用の馬のようです。
私のイメージしている馬とは違って体格がっしり!
足もどちらかというと太くて短めのような。
私が見たのは5頭だったけど、
不動の馬はこの馬だけ。
他の馬は草を食べていたり、お散歩中だったり、色々でした。
人を乗せずにのんびりと過ごせていて、
馬さんにとってはいいリフレッシュになっているのかな。
中岳周辺は立ち入り禁止なのでここが見学する一番近い場所。
写真の右の方に建物が見えますが、
現在は閉鎖されているロープウェイ乗り場です。
ロープウェイが動いていた時には火口の方まで行けたようなので
残念。
でもあんなに噴煙が上がっていたら近づけないのも納得。
噴煙をバックに馬。
馬の引き締まったお尻。
を最後に草千里散策終了。
帰りに道端に駐車して米塚を。
地震時に米塚の上部輪郭部分にヒビが入っているのは
報道でみたのですが、
私がみた位置からはよく分かりませんでした。
地震で崩れず、米塚があり続けてくれてよかった。
同じところから阿蘇市街を眺めてみると
カルデラであることがはっきり分かります。
って、写真だと右側が切れているから分からないな。汗。
9月に見た時とは稲がまだ植えられていて、
パッチワークのような風景が見た他のですが、
今回はもう稲刈りも終わっていたのでパッチワークは消えていたかな。
でも前回より天気が良かったから眺めが良くて最高!
道の駅阿蘇まで戻ってきて前回と同様、阿部牧場のソフトクリーム。
ん~美味しい。
これは外せない。
次は南阿蘇に向かいます!!
大分-由布院 おやど開花亭- [旅行]
九州ふっこう割を使って、またまた旅行へ。
今回の旅行は大分→熊本→佐賀。
ドライブの時間は長め。
景色がいいのでドライブが気持ちいい旅行になりました。
まずは大分湯布院。
前回来たのは福岡に引越した年の秋だったので、
2年前。
紅葉はあの時の方がしていたけど、
やっぱりきれいな街でした。
まずは、湯布院御三家の一つの亀の井別荘。
前回はカフェを利用しましたが、
今回は時間もなかったのでショップだけ利用して
お土産を少し買いました。
いつか泊まりたいお宿です。
右側は金鱗湖。
寒い朝の日には湯気が立つことで有名な金鱗湖。
この時は夕方だったので湯気は見えませんでしたが、
湖畔に写る景色が美しかった!
湯布院に来て食べ歩きは外せない。
って言っても、ついたのが遅くてそろそろお店が店じまいの様子。
17時前から閉店準備です。
もう少し開いていると嬉しいけど、
みんなお宿に行く時間なんでしょうね。
何とか食べれたMilchの焼きたてケーゼクーヘン。
スプーンを救うと中からトロトロのチーズケーキが。
寒かったので、このチーズの温かさと甘みが染み渡ります。
湯の坪通りから見た由布岳。
夕日で赤く染まっていました。
本日の御宿は『おやど開花亭』。
金鱗湖からは徒歩で20分位のところにあります。
フロントの目の前にはストーブが焚かれ、
コーヒーがフリーで置いてありました。
すぐにお部屋に案内してくれるとのことだったので、
とりあえずここはスルー。
この宿は全室離れ・露天風呂付きになっています。
私たちはフロントから一番近い「はぎ」の部屋に案内していただきました。
写真を撮り忘れてしまいましたが、
2間つづきの和室の他に土間がついていました。
土間には由布岳が見えるように椅子とテーブルが用意されていていました。
お部屋の照明や引き戸には萩が描かれていて、
こういう細やかなところにしても
このお宿にしてよかったなぁと思いました。
お風呂は内風呂と露天風呂。
共同の貸切露天風呂もあるようでしたが、
お部屋にあるお風呂だけで十分楽しめました。
源泉かけ流しの内風呂は私には熱々。
水を入れてかき回してゆっくり入りました。
ある程度暖まったところで露天風呂に。
こちらはいい湯加減。
使ってしまえば見えないけど、由布岳も塀の向こうにみえました。
極楽~極楽~
お食事はお部屋ごとの個室でゆっくりと頂けました。
御品書き
先附 菜の花と春菊の白和え 魚の南蛮
前菜 ローストビーフ
お造り 鯛・鮪・烏賊
吸物 鶏のつみれ
お凌ぎ 鯛と海老の寿司
焼き物 甘鯛の焼き物
煮物 茶碗蒸し
揚げ物 海老真丈の揚げ物
替わり鉢 黒毛和牛の鋼板焼き
食事 御飯・赤出汁・香の物
デザート 杏仁豆腐・ケーキ
どれもこれも美味しくて美味しくて。
湯布院は山の中ですが一山越えるとすぐ海なので
海の幸も美味しかった~
一つ一つ丁寧に作られ、説明も丁寧にしていただき、
心がこもったおもてなしとはこういうことなんだ~
と、改めて実感させていただきました。
本当に大満足の夕食でした。
朝食は同じくお部屋ごとの個室でいただきました。
和洋折衷の朝食はどの年代でもモリモリ食べれそうなメニュー。
野菜も沢山あり、量もたっぷりで、大満足でした。
昨日はチェックインが遅くて暗くてよく見えなかったのですが、
離れが点在する中庭には小さな小川が流れ、至る所で紅葉していて
季節を感じる素敵な中庭でした。
内風呂も朝改めて写真を撮るとこんな感じ。
左にある棒で湯をかき混ぜる行為は初めての経験でした。
朝に入るお風呂は旅行に行った時だからこそ。
頭がスッキリして気持ちのいいスタートになりました。
こんな贅沢なお宿に泊まれるの九州ふっこう割があってこそ。
地震でまだまだ大変ところも多いですが、
こんな風に私も楽しみながら復興に少しでも協力できると嬉しいです。
今回の湯布院の滞在時間は短めだったけど、
何度来ても素敵なところです。
春の震災後は旅行客が激減して大変なことになっていると
ニュースで見ましたが、
今回行ってみると、湯の坪街道やお宿など、
どこも沢山の人が楽しんでいる様子でした。
最後に由布岳がきれいに見える道端で記念写真。
次は熊本県阿蘇に向かいます!!
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熊本-鍋ヶ滝- [旅行]
熊本地震が起こってから約4ヶ月後。
九州ふっこう割を使って熊本阿蘇へ行ってきました。
今回の旅の最後の目的地の『鍋ヶ滝』にやってきました。
こちらは滝の裏側に歩いていけるところが特徴で、
『裏見の滝』とも呼ばれているそうです。
この滝も阿蘇のカルデラを作った約9万年前の
巨大噴火によりできたそうです。
長い年月をかけて岩盤の下の軟らかい地層が
水により削られて現在のような滝裏の空間が生まれたそうです。
滝の落差は約10m、幅は約20mあり、カーテンのように
幅広く落ちる水がとても優美で神秘的。
もっと晴れていたら木漏れ日から照らされる滝がもっともっと
奇麗に見えるそうです。
ん・・・見たかった。
5月の黒川温泉に行った時にこちらに来る予定でしたが、
地震の後のり面が崩れ歩道が通れなくなったため
見に行けませんでした。
今回は歩道もきちんと整備され、きれいな滝を見ることができました。
地震から4ヶ月後ということで、観光客は随分戻ってきているような
実感がありました。
阿蘇周辺の道路はまだ通行止めのところはありますが、
観光施設や旅館などは通常営業に戻っている様子です。
これからまた秋の観光シーズン。
行って、観光して、お土産買って、泊まって少しでも
復興支援できたらと思います。