熊本-阿蘇神社・門前町・道の駅阿蘇- [旅行]
熊本地震が起こってから約4ヶ月後。
九州ふっこう割を使って熊本阿蘇へ行ってきました。
いまきん食堂(前の記事)の次に向かったのは阿蘇神社。
紀元前282年創建と伝わり、約2300年の歴史があります。
阿蘇開拓の祖、健磐龍命ほか12神を祀る肥後一の宮。
全国的にもめずらしい横参道で、
この参道に向かって二層の楼門が建っていたそうです。
TVでも報道されていましたが、阿蘇神社の被害はとても大きかったです。
入口の灯篭がすべて倒されていました。
手水舎だと思われるところではすごい勢いで湧水が出ていました。
ここは神の泉といわれていて不老長寿の水として多くの人に飲用されているそうです。
地震前の様子が写真で掲示されていました。
今ではこの様子。
今回の地震で楼門と拝殿が倒壊しました。
こちらは壮大な楼門は国の重要文化財に指定され、
日本の三大楼門の一つとされる楼門だったようです。
写真と見比べるとどれだけ地震が凄まじかったのか実感します。
伺った時には、ちょうど御札売り舎を曳きやしていました。
おそらくここを挽きやしないと拝殿や楼門の復旧に支障があるのでしょう。
まずは建物を持ち上げて、ほんの少しずつ横に約50m移動させていきます。
その後、また後ろに約10m位移動させて終了です。
職人の皆さんが至る所に注意を払いながらの作業、
とても貴重なものをみせていただきました。
観光客が激減したといっていましたが、
私が行った平日でも沢山の人が来ていました。
沢山の人のご奉賛によって一日も早く元の姿を取り戻せますように。
阿蘇神社のすぐ側には門前町があり、
沢山のお店が並んでいました。
美味しそうなあか牛を使ったお店があったり、
ケーキ屋さんがあったり、カフェがあったり、雑貨屋があったり。
目移りしながら散策。
そして、至る所に水基が。
町の人々は古くから湧き水に恵まれその豊かな水を生活用水、
飲用水として利用してきました。
この美しい水を多くの人に飲んでもらいたいと、
十数年前から木や石造りの水基を十四箇所設置し、
道往く人々にふるまっています。
明治時代に建てられた旧洋裁女学校の跡地。
古い木造校舎にかわいらしい雑貨店やカフェがありました。
ゆるやかな空気に包まれていて、
とても落ち着く空間でした。
散策途中でお休み中の猫。
カメラをぐっと近づけても起きる気配なし
この周辺の癒しの空間に猫も癒されているのかな。
門前町でいろんなものに惹かれながらも我慢して、
最後に食べたかったのは「たしろや」の万十。
こんがり焼き色のついたドーム型の特徴のある万十。
90円で大判焼きくらいの大きさがあり、
あんこがぎっしり入ってずっしり重い。
食べ応え十分で美味しい。
次に向かったのは阿蘇駅。と、その隣の道の駅阿蘇。
阿蘇駅では真っ赤な列車が止まっていました。
道の駅では地元の農作物が格安で売られていたり、
お土産品からお惣菜まで沢山。
特に人気だったのはソフトクリームで常に行列。
ソフトクリームは、「阿部牧場と竹原牧場」の2種類ありお値段¥350。
お腹空いていないけど、どうしても食べたい阿部牧場のソフトクリーム。
阿部牧場の牛乳は国際味覚審査機構で最高ランク(三ツ星)受賞の
世界が認めた牛乳なんです。
その牛乳で作ったソフトクリームは今まで食べたソフトクリームとは
全く違うものでした。
やさしい甘み。
そして少しホイップしているようなふんわり感。
この感覚は行った時には是非味わってほしい。
あまりにソフトクリームが美味しかったので
牛乳と飲むヨーグルトを追加購入。
牛乳は生乳を63度で30分加熱殺菌の低温殺菌。
この製法が搾りたてのミルクの味に一番近くて美味しいそうです。
飲んでみるとビックリ!
何も添加されていないのに甘みがあって、
牛乳をそのまま飲むことって私はほとんどないのですけど、
これは美味しくて飲める。
それほど衝撃がありました。
ちなみに飲むヨーグルトの方はあまり差が分からなかったかな。笑
さぁ、そろそろ今日の宿へ・・・と向かっている途中
ポニーを発見。
父母子の様子で、仲よくお食事中。
こんな風に途中途中で牛や馬が見れたりするのが
阿蘇のまた良いところですよね。
次は宿へ向かいます。
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