熊本-通潤橋・円形分水-
高千穂を出発した後は、車で約1時間熊本へ向かいます!
道中は新緑を眺めながらの気持ちのいいルート。
信号も少ないし、道も混んでいないので
本当に気持ちのいいドライブ♪
1時間のドライブで付いたのは、道の駅 通潤橋。
通潤橋は日本最大の水路橋です。
これは人を渡す橋ではなく、橋の上に石造パイプを3列並べた
通水管を通し水を渡す水路橋。
1852年着工、1854年完成。
橋の長さは75.6m、高さ20.2m、幅6.3m、アーチの直径27.9m。
文化史上極めて重要な建造物と認められて、
文化財保護法の規定により国の重要文化財に指定されています。
放水前の通潤橋。
沢山の人が今か今かと放水の時を待っています。
放水時間は13時。
係りの人が携帯で時間をきっちりチェックして
いよいよ放水スタート!!
橋の両側の3か所からの放水。
音もゴゴゴーーーーーーーーーーーーー!!ってすごい音。
迫力満点でテンションが上がります。
でも柵がないから、あんまりギリギリまで見に行っちゃうと
落ちてしまう恐れあり。
虹がでた!
通潤橋の横から通潤橋を見た様子。
この角度から見ると
両端から3本の放水ラインがきれいに見えました。
橋の真下くらいまでやってきました。
この日は本当にいいお天気で、
青空での放水の様子が見れて本当にラッキーでした。
奇麗な虹がはっきりと見えました♪
通潤橋の放水は、土・日曜日・祝祭日の午後13時に見ることができます。
放水される水は、水田かんがい用の為、
田植えや水不足の時期には放水を中止しているので
見行きたいときには事前にHPなどをチェックしておく必要があります。
続いて、通潤橋から約4km離れた通潤用水の取水口付近に円形分水へ。
19世紀後半、白糸台地に住む人びとは、
川底からの高さが20~100mあり、近くを流れる川の豊富な水を
利用できませんでした。
笹原川にあるこの取水口は、野尻・笹原地区へ送る用水の取水口の
役割も果たしていました。
円形分水は内円筒と外円筒からできており、
内円筒と外円筒のあいだは水槽になっており、
水田面積に応じた比率(通潤橋方面へ7割、野尻・笹原へ3割り)で
仕切られています。
内円筒のわきだし口からわきだした水は、内円筒からあふれ、
内円筒と外円筒の仕切りにより、円の外周の長さに応じて公平に配分され
水槽にたまり、それぞれの水路に流れていきます。
こうやって見てみても7:3に配分されていることがよく分かります。
みんなが納得するためのこの方法を思いつくことに
改めて昔の人の凄さを実感させられました。
※あと1回この旅行の記録が続きます。
緑がもりもり、とっても奇麗ですね♪
古い水路橋が雰囲気あって、風景とよくあって。
放水が迫力満点で、涼しげです。
円形分水、これも素敵〜。
よく考えられた機能もさながら、デザインとしても美しくって。
見所がいっぱいのおでかけ、空の色も気持ちいいですね。┐(´-`)┌
by knacke (2015-05-14 11:38)
>knackeさんへ
本当に新緑がきれいで
より空気が美味しく感じれました。
こういう水路が残っているって貴重ですよね。
大きくって昔の人はすごく苦労して作ったのだろうと思います。
今なお使い続けているところが
またこの橋の立派さを感じれるところですよね。
by Samansa (2015-05-14 15:33)
放水は見応えありそうですね。
真夏なんかに行けば涼しげで良さそうです。
でもこの新緑の季節も気持ちよくて良いですよね。
泊まられた宿も良かったみたいですし、良い旅ですね。
by rika (2015-05-15 11:44)
>rikaさんへ♪
本当に迫力があって凄いです。
真夏は田んぼに使われるのでもしかしたら
放水はないかもしれません。
しかも水際は涼しいのですが、
見ているところは屋根なしなのでなかなかの暑さです。笑
by Samansa (2015-05-15 17:17)