熊本-阿蘇内牧温泉 御料理旅館 親和苑- [旅行]
熊本地震が起こってから約4ヶ月後。
九州ふっこう割を使って熊本阿蘇へ行ってきました。
道の駅阿蘇の後に向かったのは本日の御宿。
阿蘇内牧温泉 御料理旅館 親和苑。
地震の影響を受けたようでしたが、
伺った時にはそんな感じは一切なく、とても綺麗で快適な御宿でした。
受付をしようと本館の方へ行ったら、
すぐにそのまま離れに案内していただきました。
木々を縫うように少し歩いた後、本日泊まる離れ梟。
全部和室の癒しの空間。
広々としていてすごく落ち着く空間。
2人といわず、8人くらい余裕で泊まれそうな広さでした。
石切りの露天風呂付きで、24時間気が向いたらいつでも入浴OK!
周りは田畑なので、虫の鳴き声を聞きながらゆっくり~。
離れに向かう間には、DVDや本が沢山揃えられていた図書館や、
ゆっくりくつろげそうなハンモックがあったり、
冬にはここでゆっくりほかの旅行者さんと話せそうな囲炉裏があったり。
もちろん、露天風呂も!
写真はないのですが、広々とした気持ちのいい露天風呂も。
ただ、地震の影響で温泉の温度が下がっているらしく、
今は沸かしながら使っているそうです。
私が行った時には入ってビックリ、温度低い・・・。
従業員の方に言ったら、確認してくれたのですけど、
ボイラーが壊れてしまって、結局熱い露天風呂には入れませんでした。
でもお部屋に快適なお風呂があるので十分快適に過ごせました。
夕食は、本館の個室でゆっくりと。
自家製の野菜を沢山使ったお料理がずらり。
あか牛のたたきや山女魚の塩焼き、
ブルーベリーの入ったグラタン、
あか牛のローストビーフ
自家製野菜のお漬物と土鍋炊きご飯等は
本当に美味しかった~
阿蘇の恵みをたっぷりと頂いて大満足。
ロビーではセルフフリードリンクが用意されていました。
翌日にはバナナジュースもあったりして、
細かい心遣いがうれしい。
朝食も本館の個室でゆっくりと。
旅館の朝食って美味しくってついつい食べ過ぎちゃうのですよね。
和洋両方MIXされた朝食は本当に美味しく、
野菜もたくさんいただきました。
全般的に従業員の方が足りてない?っという印象はありつつ、
温泉に入って、美味しいもの食べて、
ゆっくり、静かに過ごすには最高の御宿でした。
次は阿蘇をぐるりとドライブへ出発します!
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熊本-阿蘇神社・門前町・道の駅阿蘇- [旅行]
熊本地震が起こってから約4ヶ月後。
九州ふっこう割を使って熊本阿蘇へ行ってきました。
いまきん食堂(前の記事)の次に向かったのは阿蘇神社。
紀元前282年創建と伝わり、約2300年の歴史があります。
阿蘇開拓の祖、健磐龍命ほか12神を祀る肥後一の宮。
全国的にもめずらしい横参道で、
この参道に向かって二層の楼門が建っていたそうです。
TVでも報道されていましたが、阿蘇神社の被害はとても大きかったです。
入口の灯篭がすべて倒されていました。
手水舎だと思われるところではすごい勢いで湧水が出ていました。
ここは神の泉といわれていて不老長寿の水として多くの人に飲用されているそうです。
地震前の様子が写真で掲示されていました。
今ではこの様子。
今回の地震で楼門と拝殿が倒壊しました。
こちらは壮大な楼門は国の重要文化財に指定され、
日本の三大楼門の一つとされる楼門だったようです。
写真と見比べるとどれだけ地震が凄まじかったのか実感します。
伺った時には、ちょうど御札売り舎を曳きやしていました。
おそらくここを挽きやしないと拝殿や楼門の復旧に支障があるのでしょう。
まずは建物を持ち上げて、ほんの少しずつ横に約50m移動させていきます。
その後、また後ろに約10m位移動させて終了です。
職人の皆さんが至る所に注意を払いながらの作業、
とても貴重なものをみせていただきました。
観光客が激減したといっていましたが、
私が行った平日でも沢山の人が来ていました。
沢山の人のご奉賛によって一日も早く元の姿を取り戻せますように。
阿蘇神社のすぐ側には門前町があり、
沢山のお店が並んでいました。
美味しそうなあか牛を使ったお店があったり、
ケーキ屋さんがあったり、カフェがあったり、雑貨屋があったり。
目移りしながら散策。
そして、至る所に水基が。
町の人々は古くから湧き水に恵まれその豊かな水を生活用水、
飲用水として利用してきました。
この美しい水を多くの人に飲んでもらいたいと、
十数年前から木や石造りの水基を十四箇所設置し、
道往く人々にふるまっています。
明治時代に建てられた旧洋裁女学校の跡地。
古い木造校舎にかわいらしい雑貨店やカフェがありました。
ゆるやかな空気に包まれていて、
とても落ち着く空間でした。
散策途中でお休み中の猫。
カメラをぐっと近づけても起きる気配なし
この周辺の癒しの空間に猫も癒されているのかな。
門前町でいろんなものに惹かれながらも我慢して、
最後に食べたかったのは「たしろや」の万十。
こんがり焼き色のついたドーム型の特徴のある万十。
90円で大判焼きくらいの大きさがあり、
あんこがぎっしり入ってずっしり重い。
食べ応え十分で美味しい。
次に向かったのは阿蘇駅。と、その隣の道の駅阿蘇。
阿蘇駅では真っ赤な列車が止まっていました。
道の駅では地元の農作物が格安で売られていたり、
お土産品からお惣菜まで沢山。
特に人気だったのはソフトクリームで常に行列。
ソフトクリームは、「阿部牧場と竹原牧場」の2種類ありお値段¥350。
お腹空いていないけど、どうしても食べたい阿部牧場のソフトクリーム。
阿部牧場の牛乳は国際味覚審査機構で最高ランク(三ツ星)受賞の
世界が認めた牛乳なんです。
その牛乳で作ったソフトクリームは今まで食べたソフトクリームとは
全く違うものでした。
やさしい甘み。
そして少しホイップしているようなふんわり感。
この感覚は行った時には是非味わってほしい。
あまりにソフトクリームが美味しかったので
牛乳と飲むヨーグルトを追加購入。
牛乳は生乳を63度で30分加熱殺菌の低温殺菌。
この製法が搾りたてのミルクの味に一番近くて美味しいそうです。
飲んでみるとビックリ!
何も添加されていないのに甘みがあって、
牛乳をそのまま飲むことって私はほとんどないのですけど、
これは美味しくて飲める。
それほど衝撃がありました。
ちなみに飲むヨーグルトの方はあまり差が分からなかったかな。笑
さぁ、そろそろ今日の宿へ・・・と向かっている途中
ポニーを発見。
父母子の様子で、仲よくお食事中。
こんな風に途中途中で牛や馬が見れたりするのが
阿蘇のまた良いところですよね。
次は宿へ向かいます。
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熊本-大観峰・いまきん食堂- [旅行]
熊本地震が起こってから約4ヶ月後。
九州ふっこう割を使って熊本阿蘇へ行ってきました。
九州に引越してきてからずっと行こうと思っていて
なかなか行けず約2年。
そんな時に地震が。
こんな時だからこそ行こう!と。
道の支障が少しは解消しているだろう頃を狙って
予約しました。
阿蘇の周辺はまだ道路修理が続いており、
草千里や米塚の方へ行けるルートはどこも通行止めでした。
※9月中旬に1つのルート開通予定だそうです。
草千里は見れなかったけど、
阿蘇周辺は十分きれいな草原を至る所で見ることができました。
まずは「阿蘇市道狩尾幹線」こそ『ラピュタの道』へ。
・・・と思ったのですが、4月16日の地震で道が崩れてしまって
立ち入れませんでした。。。。
期待していただけに残念でしたが、次回のお楽しみということで。
牛さんにご挨拶して・・・向かったのは大観峰。
この日は若干霞んでいて分かりずらいのですが、
巨大な噴火によって陥没した阿蘇を見渡せます。
仏様の寝姿にも例えられる阿蘇五岳を見渡すことできます。
左が頭、真ん中は胴体、右が足。
田んぼがパッチワークみたいで可愛い!
今月から流れているJALのCMで、
嵐が行っているのはきっとこの辺りではないかと…。
大観峰は間違いないし、最後に歩いているのはこの道のような。
これでまた熊本への観光客が増えるかな。
見渡す限り草原。
山の上とは思えない風景。
歩いているのが気持ちい景色でした。
阿蘇と言えばあか牛。
あか牛といえばこちらのお店を思い浮かべる人も多い
いまきん食堂。
11時オープンということでオープン前に行ったら
とっくにオープンしていた様子でお店は満席。
でも直ぐに席に案内していただけました。
注文はもちろん「あか牛丼」。
たっぷりあか牛が器に沿ってぐるりと。
赤身肉なのに柔らかく、さっぱりしていて
わさびや温泉卵で味を変えながら1杯ペロリ。
なるほど、行列のワケが分かりました。
左・・・100円UPで大盛りに。
この大盛りは超お得!!
お肉も増えるし、温泉卵も2個!!
右・・・山女魚の南蛮漬け。
頭からしっぽまで骨の違和感なく美味しくいただけました。
レモンの酸味が食欲を増進させてくれました。♪
お店の近くにはこんなかわいいオブジェが。
下にある椅子が普通サイズのイス。
あの上の座面に座ってみたい。
暫く、熊本旅行記事続きます。
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大分-臼杵大仏- [旅行]
今回の旅行では熊本→大分→宮崎という順で回ってきました。
最後の目的地は大分臼杵です。
宮崎からは東九州道と一般道で約2時間。
臼杵は平安時代から鎌倉時代に作られた磨崖仏群があります。
以前、国東半島で見た磨崖仏が印象的だったので、
臼杵石仏も一度見てみたいと思っていました。
臼杵川南岸、深田の山肌に彫られた磨崖仏群。
59体は国宝に指定されています。
石仏群は4群に分かれ、地名によって、ホキ石仏第1群(堂ヶ迫石仏)、
ホキ石仏第2群、山王山石仏、古園石仏と名づけられました。
左・・・ホキ石仏第二群 第一龕
右・・・ホキ石仏第二群 第二龕
ホキとは崖という意味の地名だそうです。
第二龕の方は比較的小さいな石仏で『九品の阿弥陀』と呼ばれているそうです。
風化が進んでいながらも、どの石仏も表情が異なり、
じーっと見入ってしまいます。
左・・・ホキ石仏第一群 第三龕
右・・・ホキ石仏第一群 第四龕
磨崖仏が20体くらい並んでいてまさに圧巻です。
こんなに時間が経ってもこれだけの色彩が残っているのは
本当にすごい。
今はあの建物の中に石仏があります。
これで風化は緩やかになりますよね。
雨の日でもゆっくりと見ることができます。
古園石仏 大日如来像
臼杵石仏の中心的存在。
通称古園十三仏とも、大日山石仏とも言われています。
特に中尊の大日如来は日本の石仏の中でも最高傑作の一つ。
首のところで折れてしまっていましたが、
平成5年に修復が完了したようです。
山肌に彫られた石仏。
今は屋根がありますが、1000年程度は雨ざらしだったので
随分風化が進んでいますが、
それでも豊かな表情はよく分かります。
30分の静かな癒し体験でした。
ここが旅の最終目的地でした。
あの地震から2ヶ月。
地震で被害があるところはチラホラとみられましたが、
それでもほぼ予定通りに観光できました。
熊本大分では風評被害が大きく、
今でも随分観光客が減ったと報道されています。
観光地は頑張られています。
行こうと思っていた方は今がチャンスです!
私もまた熊本大分に遊びに行こうと思います!
宮崎-クルスの海・馬ケ背- [旅行]
前回まで、熊本→大分と旅行してきました。
続いてやってきたのは宮崎県日向市。
目的地は『クルスの海』。
去年も宮崎に行ったのですが、その時は宮崎市から
南下して鹿児島に向かったので、日向市に来るのは初めて。
大分から近いと思ったけど、
やっぱり九州の中央から右下方向に一般道で走ると
なかなか時間がかかりました。
日豊海岸国定公園の南端に位置し、
巨大な岩礁が侵食により東西200mメートル、南北220mに
十字に切り裂かれた海。
すぐ横にある岩場と合わせれば「叶」という文字にも見えます。
クルスとはポルトガル語で「十字」の意味。
クルスの海には、訪れると願いが叶うという
不思議な言い伝えがあり、『願いが叶うクルスの海』ともよばれています。
パワースポットとして人気で、沢山の人が訪れていました。
もう少し上から見ればもっとはっきり『叶』という字に見えるかな。
クルスの海から車で5分くらいの『馬ケ背』へ。
岩肌の色が馬の背の栗色をしていることや、
馬の背のように狭い岩場であることから
「馬ヶ背」と呼ばれるようになったそうです。
日豊海岸国定公園の美しいリアス式海岸の代表格。
太平洋の荒波に洗われて造りだされた
奥行き200m幅10m高さ70mの柱状節理の断崖絶壁は圧巻。
この柱状節理は約1500万年前火山の噴火物や地下のマグマが
火柱や割れ目に貫入して冷え固まるときに出きたものだそうです。
駐車場から15分程度の遊歩道は亜熱帯の広葉樹に囲まれた緑のトンネル。
通り抜けながら南国感を満喫。
やや霞んでいましたが、水平線がみえ、柱状節理もよく見えました。
こういうところに来ると自然のパワーをすごく感じます。
写真左が東向きで、日豊海岸。朝であれば水平線から太陽が昇ってくるのが
見れると思います。
写真右は西向きで、駐車場方面。
ここだけ少しゴツゴツとしてますが、あとはきちんと整備されていて
とても歩きやすかったです。
あと1ヶ所寄って帰ります!
大分-原尻の滝・ととろのバス停- [旅行]
前回までは熊本を旅行していましたが、
次はそのまま一般道で大分へ。
大分の最初の目的地は「原尻の滝」。
東洋のナイアガラと呼ばれている滝で
これも以前から行ってみたいと思っていたところ。
滝見橋から見るのが一番眺めが良いということで、
まず最初は橋から。
幅120m、高さ20mの滝。
滝の起源は阿蘇山が約9万年前の大噴火で発生した
阿蘇の火砕流は、この地に何十mもの厚さで積もり、
徐々に冷え固まり石となる時、柱状節理が同時にできたそうです。
あたかも柱を束ねたような状態で立っている大地に、
川の水が流れ込み次々に柱を押し倒し、この滝が創られたそうです。
雨が降るともう少し水量がUPして迫力もあるようですが、
私が行った時にはやや迫力不足?
ただ、写真の真ん中の方に人が写っているのですが
それと比べると原尻の滝の大きさが分かってもらえるのかな。
滝の上部ギリギリのところまで行けるんです!
ここに来ると滝の音もあって迫力も満点。
滝壺も見ることができますが、危険なので
かなりビビリ腰。。。
滝を上からも下からも眺められるというのは珍しいですよね。
原尻の滝の後はまたまた一般道で「ととろのバス停」へ。
たまたま見ていた地図に小さく書いてあって興味があって
寄ってみました。
実際は「轟」とかいて「ととろ」と読むこの地に、
偶然アニメと同じ名前ということで噂が広まったそうです。
バス停から少しだけ離れたところに「トトロの森」があり
メイちゃんの横の木の枝に小さなトトロが並んでいたり、
大きなネコバスがありました。
実際に使われているこのバス停。
ある日突然、誰が作ったのかも、誰が置いていったのかもわからない
トトロの登場人物の描かれた看板が置かれていたそうです。
素人とは思えない仕上がりをそっとここに置いて去っていくなんて
素敵~!
周りは本当に静かで日本の田舎というかんじなのですが、
私らが来た時には誰もいなかったのに
そのあと4.5組写真を撮りにやってきていました。
あと少しこの旅行の記事が続きます。
熊本-黒川温泉- [旅行]
前回に引き続き、熊本旅行。
くじゅう花公園の後に車で20分位の黒川温泉へ。
ランチの後は少し街をぶらり。
街は宿それぞれに個性あふれる温泉があり、
温泉手形を使った湯めぐりで一躍有名になりました。
田の原川沿いを中心に二十数件の宿が軒を連ねています。
地元の名物の飲食店やお土産物店も並んでいて
温泉地らしい風情を感じられました。
浴衣を着たお客様が沢山散策しているはずなのですが・・・
地震の影響でお客様は少なめ。
意識せずとも人のいない街の写真が撮れます。
今回の宿は「いこい旅館」。
館内だけで露天風呂・檜風呂・サウナ・立湯など
13種類の多彩な風呂が名物の宿です。
玄関には打ち水がされていたり、干しとうもろこしがつるされていたり。
温泉卵も売られていました。
カッパさんが守りをしているこちらから出ている水は
九重山麓の平野台から筑後川にそそぐ
筑後川水源の伏流水。
カルシウム・亜鉛・マンガン・カリウム等を含む天然水。
少しだけ頂きました。
とても柔らかく飲みやすい水でした。
きっとお客様同士で語らいの場としての囲炉裏場。
雰囲気ステキー
ただ・・・すっごい煙で・・・(写真では分かりずらいが煙で結構白い)
とても長居できる状況ではなかった…。
寒い時期にはここで魚やお餅なんか焼けたら最高だろうな。
廊下もピカピカ!
ちょうど西日が入ってきていてその光加減が最高でした。
さてさて、お待ちかねの夕食。
食前酒 温州みかん酒
先附 抹茶豆腐 干し塩トマト 美味出汁
前菜 合鴨ロース煮 海老芝煮 紅芯大根
塩蕨と甘夏の甘酢漬け クリームチーズ味噌漬け
芥子蓮根 ジャージャー豆
刺身 熊本特産馬刺し フタゴエ あしらえ
阿蘇あか牛、大阿蘇赤鶏の鍬焼き
揚げ物 山女魚の姿揚げ
蒸し物 グリーンピース茶碗蒸し 翁餡
強肴 りんどうポーク糀焼き オニオンソース
アルファモヤシ 添え野菜 紫芋煎餅
酢物 〆虹鱒 酢取りヤーコン 山芋
スナップエンドウ 黄金いくら 芥子酢味噌
飯物 小国のお米 あきげしき
汁物 赤みそ仕立て 大山産なめこ 南関揚げ ネギ
香の物 自家製漬物三種盛り
デザート 自家製小国ジャージー牛乳アイス クレームブリュレ
大満足の夕食でした。
それぞれ手が込んでいてとっても美味。
馬刺しは初めて食べたのですが、すごく食べやすくて驚き。
油っぽさも全然なくて本当にペロリでした。
山女魚の素揚げは骨までいただけて、
豪快に噛り付きました。
ただ、デザートが2種ともミルク系。
どちらも美味しいのですけどできればどちらかはフルーツでさっぱりしたかったかな。
なんと8時半ごろにお部屋に御汁粉のサービス。
夕食で満腹だったのに、つい食べちゃう甘いものの誘惑。
小梅がついているところがうれしい♪
さてさて温泉へ。
お食事前に貸切も含めて4つの温泉を堪能したので、
今度は1つの貸切を含む2つの温泉へ。
翌朝は男女入れ替えのお風呂と貸切2種を含む5つを堪能♪
朝これだけあちこち入っているから1つの頃にゆっくりするのは
最初の湯だけ。笑
でも貸切をこれだけ堪能できるなんてありがたい!
短い脚も存分に伸ばせました。
お客様が少ないからこそのメリットでした。
どのお湯もすごく気持ちよくてお肌ツルツル。
朝食は、普通のごはんとおかゆが選べたので
おかゆを選べました。
めったに食べないおかゆ。
たまに食べると胃に浸み込む感じがして美味しい!
こんなにおかずがたっぷりでおかゆだから
朝から大満腹でした。
ちなみにこの量を食べたので昼食はお腹が減らず抜きにしました。
黒川温泉の最後は夫婦滝に行きました。
左が男滝(高さ15m),右が女滝(高さ12m)。
ふたつの川の滝が合流地で見られるのは、日本でここ一ヶ所だそうです。
本当はこの前に週末限定のパン屋に行こうと思っていたのに
閉まっていた…。
今回の旅行では予定していたお店が閉まっている確率が高かったです。
地震の影響だから仕方ない。
1日でもお店の修復が完了し、お客様が戻り、
活気のある黒川温泉が戻ることの祈っています。
人が少なくて普段よりも私は温泉をゆっくりと堪能することができました。
今が黒川温泉に行くならねらい目だと思います。
新緑のきれいな季節で、気持ちよく過ごせると思います。
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熊本-くじゅう花公園・黒川- [旅行]
熊本地震から約1ヵ月。
地震前から予定していた旅行に行ってきました。
若葉のきれいな季節、
やまなみハイウェイをドライブ。
久住高原の見晴らしのいいところで少し休憩。
おもいっきり、深呼吸!
遠くにうっすら見えるのは阿蘇五岳。
左から根子岳1408m、高岳1592m、中岳1592m、
烏帽子岳1337m、杵島岳1337m。
右の方に見える道を今から走っていきます。
高い木がないので遠くまで見通せて
すごく気持ちのいいドライブ!
助手席で写真が撮れてよかったのだけど、
ここは自分で運転したかった。
この時期にここを旅行しようと思ったきっかけは
この時期のここの写真を見て
生で見たい!と思ったから。
くじゅう花公園は22万㎡あり、
春から秋にかけて約500種、500万本の花が
咲き誇っています。
まず見頃のリビングストーンデージ。
白のワンピースに、つばの広い白の帽子が
似合いそうな景色にうっとり。
ピンクの絨毯の向こうに見えるのは
右から稲星山1774m、久住山1786m、
星生山1675m、肥前が城1685m、扇ヶ鼻1698m。
リビングストーンデージの奥に見えるのはネモフィラ畑。
もう絵画の世界。
普段であればこの時期は沢山のお客様でにぎわっているそうなのですが、
地震の影響からか人は少なめ。
何だかほとんど貸切状態で、お得な感じがしちゃいました。
リビングストーンデージって色が本当に鮮やかで
「まぶしい!」って思うほどでした。
↑の写真で右奥に見えていたネモフィラ畑へ。
一つ一つはとても小さなお花なのに、
集合体になるとこのパワー。
さわやかなブルーがきれいな色♪
ベゴニアが見ごろの温室へ。
温室といえば蒸し暑いイメージだったのですが、
高原というわけか、全然蒸し暑くなく、
ゆっくりと鑑賞することができました。
温室の中でとくに引かれたのはフクシア各種。
八重の可憐な姿はまるでドレスのようで素敵!!
7万本のポピー畑へ。
ピークを若干過ぎているようで
7万本はないかな。
でも赤・橙・白のビタミンカラーの花畑は
見ているだけで元気になります。
見晴らしの丘へ移動。
ヒメキンギョソウの一部が見ごろでした。
奥に見えるのは先ほどのポピー畑。
こんなに規模が大きいと、北海道に来たいみたい。
四季彩の丘 春彩畑。
私がここに来たいと思った理由はこの景色が見たかったから。
何だか絵画の世界みたいじゃないですか。
可愛らしいお花が私も!私も!と咲き誇っている感じ。
咲いているお花はネモフィラ位の小さなお花ばかり。
小さくかわいらしいお花の集合体だからこそこの景観!
こんなに見頃のお花がいっぱいなのに写真を見ての通り、
お客様はとても少ないです。
お客様が写りこまないように・・・って気を付けることなく
こんな写真が撮れます。
ゆっくり、じっくりきれいな景色が見たいなら今がおすすめです!
車で約20分。
車で黒川温泉に移動しました。
こちらで行く予定にしていたお店は地震の影響で閉まっていて
観光案内所の方にお勧めしてもらった中から「わろく屋」へ。
左、馬肉カレー。
右、黒カツカレー。
馬肉を食べるのは初めて。
臭みは全くなく牛肉や豚肉に比べてあっさりしているような印象。
黒カレーは馬肉カレーに比べてコクがあり美味しい。
量から考えるとやや観光地価格でしたが、
美味しかったのでよかったです。
この後は黒川温泉を散策して、温泉三昧♪
つづく。
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熊本-熊本城- [旅行]
今回の地震で被害に遭われた方々に心からのお見舞いを申し上げます。
熊本では大変な被害が出ていて、
報道を見るたびに言葉にならない思いでいっぱいです。
私の住んでいる福岡でも震度4でした。
当たり前に過ごす毎日は当たり前ではないことを、震災が起き、改めて思う毎日です。
どうか余震が一日も早く収まり、これ以上被害が広がりませんように。
地震の約2週間前。
初めて熊本市内を散策しました。
美しい景色を、記憶に残しておくためにも
前回に引き続き熊本の記事を書かせていただきます。
商店街から歩いて熊本城へ。
17時頃。日が傾いてきていい感じです。
長塀の対岸からの眺め。
東の平御櫓から西の馬具櫓まで約242mの塀が続いていて、
現存する城郭の塀の中では最長。
白漆喰に黒の下見板を張り、桟瓦が乗っています。
この長塀も今回の地震で約100mに渡って倒壊してしまったそうです。
熊本城に入る前に少し寄り道。
桜の馬場 城彩苑に行ってみました。
17時を過ぎていましたが、結構な賑わいでした。
こちらでは沢山の熊本のお土産屋さんが並んでいたり、
飲食店があったり、歴史と文化を体感体験することができます。
少しだけお土産を買ってフラリと一周して出ました。
きっと日中は歩くことも大変なくらいな人出だったと思います。
櫨方門から熊本城に再入場。
ちなみに再入場はもちろん無料でした♪
今度は朝とは違ったルートで本丸を目指します。
長塀沿いに歩いたのちに、須戸口門あたりで
突然通りがクランクになっています。
上を見上げれば四方から狙われてる・・・。
見方からは敵が来る様子がよく見え、
敵からは突然クランクになっているので逃げまとう・・・。
きっと大勢の敵はここで撃たれてしまったことでしょう。
さすが加藤清正!
東竹の丸にある田子櫓や七間櫓、十四間櫓、四間櫓、源之進櫓。
普段は武器や武具などの倉庫として利用されていましたが、
外壁には狭間と石落としを備え、戦時には兵の駐屯地となったそうです。
築城当時は49あった櫓のほとんどは西南戦争で焼失。
戦火を逃れ現存する櫓ので、
宇土櫓や監物櫓、田子櫓、七間櫓、十四櫓、四間櫓、源之進櫓などだけは
戦火を逃れ現存する櫓ので、
櫓ですが、下から見上げるとこの高さ!
熊本城の規模の大きさを実感します。
東十八間櫓と北十八間櫓。
北十八間櫓は、熊本城本丸の北東にあり、
高さ20mの高石垣の上に建造されています。
東十八間櫓も同じような作りだと思います。
今回の震災でこの2つの建物と五間櫓が倒壊してしまったようです。
二様の石垣まで戻ってきました。
今回の震災でこの二様の石垣が崩壊してとの報道はまだ聞いていません。
加藤清正が築城した当時から残っている石垣は残っているところが多く、
反対に修復された石垣の方が崩壊しているところが多いようです。
当時の穴太衆と呼ばれる石垣の技術が秀でていた証拠といえると思います。
飯田丸五階櫓。
飯田丸の名称は加藤清正)の重臣、飯田覚兵衛が管理していたことから、
こう呼ばれるようになったそうです。
熊本城南面防衛の要であり、櫓と塀で囲い込まれ、内部には井戸や台所、
鉄砲蔵までも設けられています。
西側には西櫓門を備え、出撃することも可能。
飯田丸だけでも小さな城の機能を持っていました。
その小さなお城の天守閣の役目を果たすのが飯田丸五階櫓だったのです。
残念ながら私が行った時には既に閉められた後でした。。。
この飯田丸五階櫓も今回の震災で隅部の石垣だけで辛うじて櫓を支え、
絶妙なバランスで何とか櫓がまだ崩壊せずに保っています。
ただ床の部分が抜けかけているのでかなり厳しい状況だと思われます。
本丸まで戻ってきました。
今回の震災で瓦が落ち、鯱は行方不明、石垣も崩れてしまっているようです。
マジックアワーの大天守閣。
加藤神社からの眺めが良いと聞いていたので、
神社が閉まるギリギリに入って、写真だけ。
痛恨のブレ・・・。
加藤神社を出て二の丸駐車場に向かう途中も
奥に天守閣、手前に宇土櫓が並んで見れてすごくいい眺め。
この手前の宇土櫓は建物のバランスがすぐれているらしく
1877年西南戦争、1889年熊本地震、1945年熊本空襲、
そして今回の震災の危機を乗り越え「キセキの櫓」と呼ばれているそうです。
お土産に香梅庵の三面焼まるきんつば肥後鍔をかいました。
甘さ控えめなあん、しっとりときめの細かな皮。
とっても美味しかった~。
これは次見つけたらもっと大物を買おう!!
熊本市は初めて行ったのですが、
思っていたよりもずっと楽しい街でした。
今回の震災でかなり被害が出ていますが、
落ち着いた頃にまた行かせていただきたいと思います。
熊本-水前寺成趣公園・いきなり団子・太平燕- [旅行]
前回に引き続き、熊本へ。
熊本城の後は市電に乗って水前寺成趣公園へいきました。
水前寺成趣公園は東海道五十三次を模したといわれる、
桃山様式の回遊式庭園です。
芝山や泉水に浮かぶ小島、
富士山に見立てられた築山があり、とても美しいです。
築山の背後には桜も満開でした。
左・・・渾々と清水が湧いていて水は本当にきれいでした。
阿蘇から流れてくるからか水前寺成趣園手前の川も
本当にきれいで魚も泳いでいました。
右・・・能楽堂。
春秋の大祭には神事能が奉納されるそうです。
左・・・・出水神社。
このお社には歴代の藩主14柱とガラシャ夫人が奉祀されているそうです。
右・・・ちょうど桜が満開で、お花見をしている人もチラホラ。
巫女さんの袴姿がとても可愛かった♪
熊本城からは市電で20分くらいでしょうか
観光客は私がいた時には、
日本人と外国人がハーフハーフといった感じでした。
地元の方らしき人は桜の木の元で花見をしていました。
庭園内をゆっくり1周30分位規模です。
ただ、残念だったのが庭園を写していると周りの高層マンションが入ること。
ん・・・マンションの売りは
「水前寺成趣園が自分の庭園のように」だったかな。
水前寺成趣園を出るとすぐにある「はやしのいきなり団子」。
いきなり団子とは熊本の郷土菓子で、
さつま芋とあんこを小麦の皮で包んで蒸した素朴な味のおやつです。
電話に来客に忙しいおばさまにいきなり団子を注文。
アツアツを店頭でいただきました。
ホクホクで甘みの強いさつまいもとあんこのバランスが絶妙!
以前に一度食べたことあるのですが、その時はそれほど美味しいと
思えなかったけど、これは美味しい!
次の予定がなければあと2個は食べれたな。
市電に乗ってまた熊本中心部に戻ります。
市電は170円の均一料金。
でも車両はピンキリの色々あるみたいで、
私らが乗った市電はほとんどエアコンが効いていなくって
床も板張りのミシミシといいそうなレトロな電車だったけど、
通り過ぎて行った市電の中にはJR九州のななつ星風の
テーブル付車両もあったみたい。
乗るタイミングでどれに乗れるか分からないから
それも楽しいですよね。
熊本で会いたかったくまモン。
以前大阪で会ったことがあるから今回は2回目。
くまもんスクエアーでは1日2回くまモンが現れるのですが、
大人気のようで入場制限がかかっていました。
私らはギリギリセーフで会場に入場。
この日は熊本県氷川町のキャラクターのひかりんも
登場していました。
でもやっぱり主役はくまモン。
動きがきびきびしていてコミカルで観客の笑いをとっていました。
目の前に来てくれた----
完璧な表情。
このあと1グループ1回の記念撮影大会。
記念にとっていただきました。
くまモンは外国でも大人気のようで
ここでは日本人よりも外国の方の方が多かったように思います。
くまモン人気恐るべし…。
くまモンスクエアーのあとは商店街で
お茶を飲みながらちょっと休憩。
少しブラッとした後、
紅蘭亭で熊本名物太平燕(タイピーエン)を♪
太平燕とは、もともとは中国福建省の郷土料理で、
アヒルの茹で卵を入れたスープワンタンのような食べ物だったそうです。
明治に日本に持ち込んだ際に、ワンタンの代用として春雨を用い、
アヒルの卵の代わりそのまま定着したため、
日本の太平燕といえば春雨を用いた一品ということになったようです。
野菜や肉が沢山入った具だくさんの春雨スープで、
食べごたえはあるけどヘルシー。
スープは鶏がらととんこつのMIXで
コクがありながらあっさりと食べれてとても美味しかったです。
熊本以外ではほとんど見られないのが残念。
もう一品頼んだのが黒酢酢排骨。
時間がたってもカリカリに揚った豚が
硬すぎず柔らかすぎず美味しい。
時間がたってもカリカリ感を保っているのにはビックリしました。
こんな酢豚食べたことない~
美味しいものを沢山食べたので
また再び最初の目的地へ向かいます!!
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