熊本- 崎津教会・天草- [旅行]
九州に住んでいるうちに九州を巡ろう!
今回は長崎の雲仙をスタートに天草にも行ってきました。
長く続いた今回の旅のブログも今回がラスト。
大江教会の後は、大江教会のすぐそばにあるメーンの盛で昼食。
昔ながらの食堂という感じで、
メニューがちゃんぽんと皿うどんくらい。
お婆さんが一人でほぼ切り盛りしている感じで
ややクールな対応をしていただきました。
具材は一緒で麺と餡かけであるかないかの違いの2品。
しっかりとしたお味で安定の美味しさでした。
大江教会から車で10分もかからないくらいで崎津教会に到着。
尖塔の上に十字架を掲げた重厚なゴシック様式で
昭和9年、ハルブ神父により創建されました。
堂内は畳敷きになっている珍しい作りです。
正面の祭壇がある場所は、禁教時代に厳しい絵踏みが
行われていたところだそうです。
激しい弾圧を受けながらも240年間に渡って「潜伏キリシタン」として
信仰が守られていたそうです。
大江教会と同じく自由に入れますが、観光地ではないので
内部は撮影禁止。
地元の人が大切に守り抜いてきたというのが伝わってきました。
↓の画像を見て少し普通の教会と違っているのわかるでしょうか?
教会の裏から撮るとこんな様子。
予算の都合で、建物の前方半分が鉄筋、後方が木造になっています。
平成28年の世界遺産登録を目指しているそうです。
崎津教会へいく途中いくつも見られたトーヤ。
トーヤとは軒と軒にはさまれた小路のこと。
集落内にはこのトーヤが沢山あり、体を斜めにしないと通れないような
狭いところもありました。
この先まで行くと船着き場のようになっていて、
そのまま漁に出ることも出来そうでした。
崎津名物の「杉ようかん」。
約220年前に、琉球王の使節団が薩摩を目指す途中に難破し、
崎津に漂着しました。
そのとき崎津の地元住民の救助活動へのお礼にと
作り方を伝授されたそうです。
ようかんと言っても実際は、餅をのばしてあんを包み、
杉の葉の香りを楽しめる餅菓子です。
賞味期限は製造日1日のみ。
保存料が使われていない素朴な味はとっても美味しかったです。
崎津教会を出て、道の駅など寄り道しながら車で2時間。
やっと天草五橋(パールライン)までやってきました。
天草五橋は宇土半島の先端三角から大矢野島~永浦島~
大池島~前島~天草上島を結ぶ5つの橋で41年に開通しました。
この周辺では昔から真珠の養殖が盛んに行われているため
その沿線は通称『パールライン』と呼ばれています。
橋から見るリアス式海岸はまさに絶景であり、
天草の名所になっています。
全ての橋を撮りたかったのですが、
走りながらだとやっぱり難しい。。。
↑は大矢野橋(2号橋)。
長さ249.1m、ランガートラス工法の橋です。
崎津でも沢山見たのですが、
天草でも猫ちゃんに遭遇。
人慣れしているようで全然逃げずにリラックスモード。
今回の旅最後に寄ったのが藍のあまくさ村。
お土産店やカフェがあったりして大人気スポットらしく
駐車場はいっぱいでした。
で、私の目当てはぽっちゃり天草四郎。
日本一の天草四郎像らしく15mもあるそうです。
私が今までイメージしていた天草四郎はもう少しすらっとしていて
美男子だったんだけど、、、
天草四郎がまだ実態が判明していないらしいから
こういう像もありかな。笑
ずっと雲仙から天草に渡り熊本に抜けるルートで旅行してみたいと
思っていたので、それが実現して大満足でした。
出来ればもう少しすっきりと晴れて、
もっと美しい天草が見たかったのですが、
それはまたの機会があればということで…。
今回は時間と予算の都合があって結構見どころをはしおってまわりました。
改めて九州は沢山見どころの多さを実感。
さぁ次はあそこへ行こう!!
おいしそうなちゃんぽんと皿うどんですね☆
シェアしてどっちも食べたいなぁ。
見るからに熱々〜〜〜。 ̄¬ ̄*ジュル。
お皿が気取ってなくて、観光客相手じゃない感じ、それもいい。
大江教会と同じく、崎津教会もとっても素敵です。
やっぱり観光地じゃないって、大事ですね。
本当の姿って感じがします。
トーヤも魅力的!
製造日が期限の「杉ようかん」、とっても気になります。
白と桃色の羊羹に杉の葉、色合いがかわいくて上品。
ほんと、いい旅〜。
参考になります♡
by knacke (2015-11-05 20:02)
> knackeさんへ♪
このお皿良いですよね!!
ずっと使われている感じで素敵でした。
教会は本当におちついたところで
地元の人が大事にしているというのが伝わってきました。
ここでは沢山の地元の人に話しかけられましたよ。
杉ようかんを買ったところではおばちゃんにお茶に誘われました。笑
時間がなくて辞退したのですけど、
一緒にお茶する時間を設けておくべきでした。
魅力的な天草に是非機会があれば!!
by Samansa (2015-11-06 18:33)